女性が一生仕事をする時代|その仕事にやりがいありますか?

こんにちは!キャリアコンサルタントの金子めぐみです。

 

今日は、女性が一生仕事をする時代になったことについて考えていきます。

 

日本の女性はそもそも働き者です。

たとえ外に働きに出ていなくても、家族のために一生懸命働いてきた女性はたくさんいます。

 

現代では、経済的な理由で働かなくてはならない女性も多いので、女性が一生「外で収入を得るという意味で」仕事をする時代になってきています。

わたし自身は、家事を仕事にしたかった(専業主婦になりたかった)タイプなのですが、このあとご紹介する調査結果でも、外で収入を得る仕事をしている女性の3割程度は「本当は専業主婦になりたい」と答えています。

 

また、今は学生をしている女性でも、仕事について積極的に楽しみにしている人ばかりではないと思います。

「みんな就職するし、親も安心させてあげなくちゃ…」

という気持ちで就職活動をする女性もいるのではないかと思っています。

仕事のやりがい以前に就活どうしようというあなたはこちらの記事へ(リンク)

 

 

就活が苦しくて仕事のやりがいについてなんか考えられないというあなたへ(リンク)

 

「本当はこうしたい」という願いがありながらそうできないというのは残念ですよね。

でも、専業主婦になることは叶わなくても、どうせ働かなくてはならないなら、少しでも好きな仕事、やりがいのある仕事、ストレスの少ない仕事に就いて欲しいなあと心から思います。

 

わたしは、自営業を選んだためにお仕事は自分の好きな風船に関わることでしたので頑張れましたし、やりがいも楽しさも存分にありました。

風船に使うヘリウムガスの流通が滞ってしまい、その仕事の収入が激減することになったときにも、自分の好きな「書くこと」を仕事にできました。

 

あなたがもし、あまり外で収入を得る仕事をしたくないタイプなら、せめて自分のやりたい仕事に就けるよう、わたしが協力したいです。

 

それでは、女性が一生仕事をする時代について考えてまいりましょう!

 

1.「女性が一生仕事をする」というイメージ

1-1.今でも「手に職を」の印象は強い

女性が一生できる仕事、というと今でもやはり「手に職」といわれる専門職の印象が強くあります。

 

実際に、医師、看護師、保育士、美容師などの資格を持つ女性は「どこへ行っても」仕事探しにそれほど苦労しないはずです。

「仕事の内容は好きだけれど、人間関係にトラブルが多い」などの理由で転職したい場合も、こうした資格を持っている女性ならすぐに転職先がみつかるでしょう。

 

メリットの多い専門職ですが、自分がその仕事自体を嫌になってしまった場合には他の仕事に就くことが難しくなるというデメリットもあることは覚えておいた方がよさそうです。

 

10代、20代で憧れる職業と30代、40代になってからやりがいや充実感を感じる職業は変わってくるという可能性もありますし、年齢を重ねると体力気力が追いつかないということもあるかもしれません。

 

でもそのときはそのとき、なんとかなるものです!

今やりたい仕事ならやってみたほうが後悔しないと思います。

 

1-2.親以外の人の考え方も積極的に取り入れよう

職業を選択するときには、自分の親のアドバイス以外の考え方を積極的に取り入れるようにした方が、後悔のない職業選択ができると思います。

 

人はどうしても、育った環境から強い影響を受けます。

職業選択に関しても、素直な女性の場合は、まだ何も知らない頃から「親が口にする仕事が良い仕事」というようにすり込まれてしまっていることが多いものです。

 

もちろん「親のアドバイスのおかげで良い仕事に就くことができた」という人もいるはずです。

けれど、職業人生がずっとそのまま退職までハッピーということは少ないのではないでしょうか。

 

何かトラブルがあったとき、自分の職業人生がうまくいかなくなったときになって「あのとき親の言いなりになったために…」と悔やむのはとても残念だと思います。

 

世の中の変化のスピードは、これまでにないくらい早くなっています。

親の世代での「安定、安心」な職業がこの先同じかどうかはまったくわかりません

 

また、親の世代が職業選択した当時にはなかった仕事もたくさん存在しています。

親のアドバイスがどれだけ役に立つのかは、あなたが冷静に判断してくださいね。

 

たとえ親のアドバイスを受け入れて職業を選んだとしても、それは「自分の判断でそうした」ときっぱり言えるように、たくさんの「仕事に対する考え方」をインプットしてから自分自身で判断すると後悔しないと思います。

 

1-3.一生同じ仕事という覚悟は必要ないです

とくに学生さんや若い女性に言いたいのですが、仕事を選ぶときに「一生この仕事をする」という覚悟は必要ないとわたしは思っています。

 

もちろん、資格取得のために懸命に勉強している女性は「一生の仕事として選んだ」という方も多いでしょう。

そして、もちろん一生その仕事をまっとうするのはとても素晴らしいことだと思います。

 

でも「今、自分がほんとうに何をしたいのかわからない」という若い女性にも、安心してほしいのです。

あなたが今の自分で、精いっぱい頑張って選んで手に入れた職業なら、「一生の仕事にはならなさそう」でも問題ありません。

 

他の記事でも書いていますが、キャリアというのは同じ仕事を続けることばかりではないのです。

あなたが今の仕事でしていることが、他の職業でも役立つことが必ずあります。

あなたが好きでしていること(趣味のように)が、仕事になる可能性もあります。

 

年齢を重ねていくと、点と点だった自分の経験がつながる瞬間があります。

わたしの経験はまた別の記事で書いていきますが、

「神様、そうきたか~!」っていう感じです。

 

生きているだけで、じゅうぶんにキャリアはつくられているので、どうぞ心配しないでくださいね。

 

1-4.いつだってやり直せます

女子学生さんたち、今の自分が職業を決めることを不安に思っていませんか。

もしも職業選択を間違えたとしても、いつだってやり直せます

だから、あまり悩まないでください。

 

甘いことを言いたいわけではないのですが、あまり自分を追い込まなくて大丈夫です。

今も昔も(わたしも!笑)、日本の女性はとてもまじめな人が多いと思います。

 

無個性なスーツと髪型で就職活動を一生懸命にする女子学生さんたちはきっと、「親を安心させたい」という気持ちも大きいのではないかと思います。

でも大丈夫、あなたが笑顔で生きていることがいちばん親には嬉しいことなのです。

親は親でやっていきますから放っておきましょう。

 

まだ記憶に新しいかと思いますが、一流大学を卒業して一流といわれる広告代理店に就職し、自殺に追い込まれてしまった若い女性がいましたよね。

彼女もきっと、親を安心させたい気持ちが強かったのではないかなとわたしは想像しました。

 

転職することは失敗でも負けでもなんでもないです。

もちろん、最初の職場でうまくやっていければいいと思いますけれども、どうしてもダメなら気持ちに余裕がなくなってしまう前に転職を考えましょうよ。

 

うまく伝わるといいなと思うのですが、あなたがほとんどを学生として生きてきた20年あまりの時間よりも、これから先の方がずっと、ずうっと変化が多いのです。

 

大恋愛をしたり大失恋をしたり、結婚したり離婚したり、子どもを産んだり、できなくて悩んだり、それはもう女性にはいろいろなことがあって、仕事のことばかりを考えていられない忙しさです。

 

だから、自分を大切にして自分が今何をやりたいのか耳を傾けて、まずは自分が幸せでいることをいちばんに考えてくださいね。

ご両親が望んでいるのは、あなたが素晴らしい仕事をしていることよりも、あなたが幸せに生きていることです。

 

仕事なんて(というとアレですが・笑)、いつだってやり直せますよ!

女性が一生仕事をする時代の就職活動に悩んでいるあなたへの記事はこちら(リンク)

 

2.女性たちの「仕事に対する意識」の変化

2-1.子どもができても仕事をする

専業主婦世帯と共働き世帯の割合は、1990年~2000年の間ほぼ同数となっており、2000年以降は共働き世帯が増加し、専業主婦世帯は減少しています。

 

このことからわかるように、2000年以前には「子どもができたら仕事を辞める」女性が多かったのですが、今では女性の意識も大きく変わり「子どもができても仕事を続ける」女性が増えています。

 

厚生労働省「平成29年版労働経済の分析」によると、

女性の就業について

・子どもができてもずっと職業を続ける方が良い…54.4%

・子どもができたら辞め、大きくなったら再び職業に就くのが良い…26.2%

・子どもができるまでは職業を持つほうが良い…8.3%

というように、

半数以上の女性が「子どもができても仕事を続ける方が良い」という意見を持っています。

 

しかし同じ調査でも一方では、

・正規雇用の女性の78.9%は仕事と家庭の両立にストレスを抱えている

という結果になっています。

 

同じ厚生労働省の調査で、日本では専業主婦の夫も共働きの夫も家事労働時間はあまり変わらないということを知ったわたしは「ふざけるなコノヤロー!」と思ったのですが、それはわたしが未熟な人間だからであって(泣)、日本の多くの女性はストレスを抱えながら家事労働も仕事もこなしているようです。

 

わたし個人の意見としては

「日本の女性がそんなに頑張りすぎちゃったら、

これから先の日本の若い女性が気の毒…」

って思います。

 

わたしみたいに

「え?仕事もしなくちゃいけないのに家事も育児もわたし?わたしは苦手な仕事も愛があるからチャレンジしてるのに、あなたは苦手なことはしないわけ?どこに愛があるの?愛のない旦那さんなんていらないじゃん!離婚決定!!」

という女性が増えれば、

男性も必死で家事をするなり稼ぐなりするのではないでしょうか…

 

なぜそんなに頑張っちゃうの?日本の女性??と個人的には思います。

 

民間のソニー生命が行った調査では、

「現在の生活に満足している」という女性

・働く女性…39.0%

・専業主婦…54.1%

と、専業主婦の方が満足度は高くなっています。

 

さらに、

・働く女性の39.2%は「本当は専業主婦になりたい」

・専業主婦の38.1%は「本当は外に出て働きたい」

と答えています。

 

また、

・専業主婦の77.6%は「子育て後の再就職は厳しい」

と答えていることも興味深いと思います。

 

わたしは、女性の中にも「仕事の方が家事より得意」という「仕事寄り」の女性と、「家事の方が仕事より得意」という「家事寄り」の女性がいると思っていて、

どちらの女性も、やりたい方をやれたらいいのにね!と思います。

 

ソニー生命の調査での「本当は専業主婦になりたい」という働く女性の声は、きっと「家事寄り」の女性が経済的な理由で働いているのだろうなあと思うのです。

以前の自分がそうだったので、とても胸が痛みます。

 

また、専業主婦も同様に約4割が「本当は外に出て働きたい」と言っているにもかかわらず、「再就職は厳しい」という人が77%もいるというのは疑問です。

この調査は「実際に求職してみて、再就職は厳しいと感じた」という人と「何も行動していないけれど、厳しいのではないかと思う」という人を分けてほしかったです。

 

おそらく、専業主婦の多くは行動しないで「再就職は厳しい」と口にすることで自分や世間に対する言い訳をしているのではないかとわたしは考えます。

そして、その状態の女性、つまり「言い訳していて行動にうつさない女性」はきっと、専業主婦という今の自分に充実や幸福を感じていないのではないかなあと思うのです。

 

そうした女性を責めるつもりはぜんぜんなくて、その状態、

「ほんとうは専業主婦をやめて好きな仕事をしたいけれど、

どうしたらいいのかわからない」

と思っている女性にこそ、わたしが役立てると考えています。

 

心当たりのある方は、ぜひご相談くださいね。

参照:独立行政法人労働政策研究研修機構

参照:厚生労働省「平成29年版労働経済の分析」

参照:ソニー生命「女性の活躍に関する意識調査2017」

2-2.自分が保育園育ちの女性が増えています

2000年頃から専業主婦世帯と共働き世帯の戸数が逆転したといいましたが、それにともなって「自分も保育園に預けられて育った」女性が増えています。

 

そうした環境で育つと「お母さんも頑張ってきたんだから、私も頑張らなくちゃ!」って無意識のうちに女性は思ってしまうのではないかなあと心配です。

 

保育園に預けていた母親の世代のその親たちは、家庭にいて育児を手伝える環境だった人が多かったと思います。

けれど今は、核家族で頼れる親は近くにいないとか親は年を取ってしまって育児を頼るどころか介護が必要とか、もっと厳しい状況で育児をしている人が多いのではないでしょうか。

 

「ワンオペ(ワンオペレーション)育児」と言われるような、女性一人が育児すべてをこなしている状況は、想像以上にストレスが溜まるものです。

女性が一生仕事をする時代のワンオペ育児についての記事はこちら(リンク)

 

イライラしているお母さんがいるって、子どもにとってはつらいですよね。

わたし自身、環境もそうでしたが自分自身の未熟さもあってかなり余裕のない子育てをしてしまったので息子には謝りたいです。

 

あ、でも、これもまたわたしの個人的意見ですけれども、イライラしっぱなしとか虐待とかは別にして、子どもはちゃんといろいろなものを見て育ってくれますから、あんまり心配しなくて大丈夫です。

 

うちの息子は怒らない人に育ったのですが、魂のレベルが高いという理由のほかに、「あ~あ、またママはイライラちてまちゅよ。ちかたないでちゅねえ~。怒るって空気悪くなるし、無駄でちゅよね!」なんて思いながら育ったからかもしれません!!

女性が一生仕事をする時代に役立つ「怒らない人になる」ための記事はこちら(リンク)

2-3.家事労働にも価値はあります

先ほどお話した「仕事寄り」「家事寄り」でいうと「家事寄り」のわたしなので、家事労働にも価値はあると思っています。

 

家の中がすっきり片付いていたり(片づけは苦手なので必死なわたしですが・笑)、寒い日にホカホカの美味しいごはんが食べられたり、清潔なお風呂に入れたり…

どれも魂の栄養だと思います。

 

日々の生活の中でホッとする瞬間をつくることはプライスレスだけれど、すごい価値です!!

 

「女性が一生仕事をする」ということをテーマにした記事なので、どこかで「家事労働も仕事だし、キャリアだと思う」って書きたかったのです。

 

でも、もちろん「仕事寄り」の女性なら、今ならいくらでも家事代行サービスで家事は解決できますからそれでいいと思います。

 

どちらがいいとか悪いじゃなくて、

それぞれの女性が好きなようにできたらいいな!

と思います。

仕事にやりがいがあるのか自分の気持ちがわからないというあなたはこちらの記事を(リンク)

 

3.女性には幸せに仕事をしてほしい

「それぞれの女性が好きなように生きていけたらいいのに」と思うわたしですが、先ほどの調査結果にもあったように、「本当は専業主婦になりたい」と思いながら働く女性もたくさんいますよね。

わたし自身、思うような結婚生活ができなくて(皆さんのように我慢強くなくて人間できてないので)離婚に至りました。

 

女性のみなさんにはどうか、どうか幸せに仕事をしてほしいと、心から思います。

仕事のやりがい以前に本当の自分を知りたい方はこちら(リンク)

 

3-1.できる限り自分の気持ちを聴いてあげて

経済的な事情で働かなくてはならない女性も、まだ若くて未来がどうなるかわからないけれど働くと決めた女性も、できる限り自分の心の奥深くの声を聴いてあげてほしいと思います。

現実の生活が大変であればあるほど、

目の前のことを解決することばかりに追われてしまって、

自分の気持ちどころではなくなってしまいます。

それは、わたしも経験していますから、よくわかります。つらいですよね。

 

忙しいし、でもやらなきゃならないし、イライラするし、他の人が幸せそうに見えて嫉妬してしまうこともあるし…

 

でもね、そんなときこそ絶対にどうやってでもいいから自分と向き合う時間をつくってください。

自分のほんとうの気持ちを見て見ぬふりをしたままでは、幸せになれないです。

こちらは自分と向き合うための方法です。仕事のやりがいにつながるといいな(リンク)

 

わたしが若い女性たちに今いちばん心配しているのは、SNSの影響です(若くない人もやってるか・笑)。

学生さんや独身のうちなら、楽しそうな写真をわざわざ撮ってインスタグラムに投稿するのもいいでしょうが、家事や育児となると、どうなのかなあと思うのです。

 

美味しそうな料理やきれいに片付いた部屋、

子どもの誕生日には手作りのオシャレなケーキや部屋の飾りつけ…

 

身近な友達がそうした写真をアップしていたら、なんだか自分もやらなくちゃいけないかなという…無意識に「張り合う」気持ちや「嫉妬する」気持ちになってしまわないかなあと。

 

「素敵に見せる」ことに夢中になって、そのために時間をつかってしまうことで、自分がほんとうにしたいことをする時間がなくなっているとしたら…もったいないですよね。

やりたいことをやるための記事を書きました。仕事のやりがいも同じだと思います(リンク)

 

 

育児に関しては、以前テレビで柳原可奈子さんが「SNSにアップしまくる母親」のネタをやっていて、笑い事ではないなあと思ったことがありました。

どこへ出かけても、何をしても写真を撮ることに夢中で、子どもが話しかけてきても「ちょっと待って!これアップしちゃうから」といって子どもとの会話にすらならない…という母親でした。

 

 

3-2.自分が知っている職業はあんがい少ないみたいです

これは若い人に限ったことではないのですが、「自分が知っている職業はあんがい少ない」ということを覚えておくといいですよ。

 

職業を選択するときにした方が良いのは「自己理解」「仕事理解」なのですが、わたしも含めて多くの女性は「仕事理解」は足りていないなあと思います。

 

高校や大学でキャリアコンサルティングを受けていたり、キャリアに関する授業があったり、職業に関する適性検査などを受けたことがあるという人はまだ少ないようです。

 

自分が知っている職業というのは、自分の生活圏にあるものですよね。

学校、病院、商店…そうした場所でみかける仕事以外にも、たくさんの職業が存在します。

そして、時代が進むことで新しい職業が次々に生まれています。

 

「自分は世間知らずだから職業に対する理解を深めたい」という方は、学生向けの求人サイトなどがわかりやすくまとめてくれているので参考にするのも良いでしょう。

マイナビ・学生の窓口「職業一覧!あなたの夢をみつけよう」

 

日本FP協会が2007年からおこなっている「小学生『夢をかなえる』作文コンクール」に応募した小学生の「なりたい職業」では、2017年に初めて「ユーチューバー」がランクインして話題になりました。

 

日本では、職業分類は厚生労働省編職業分類(ESCO)と、総務省の日本標準職業分類(JSCO)があるのですが、新しい職業が増え続けているので、厚生労働省や総務省の担当者はたいへんだろうなあと思います!!

参照:日本FP協会「将来なりたい職業ランキング・過去11年分」

3-3.自営業(フリーランス)を選択肢に

「自営業(フリーランス)」は、女性の多くが選択肢に入れていないようにわたしは感じます。

 

同じ「起業」という言葉でも、男性が口にするのは「会社をつくって経営者になる」ことが中心だと思うのですが、女性なら「会社をつくる」ってちょっと重く感じる人が多いかなと思います(わたしもそうです)。

 

「これだ!という仕事を選んで(あるいは創り出して)、出資者を探したり借金をしたりして会社をつくって突き進む!!」

というのは、成功すればハイリターンですが、ハイリスクです。

 

「引き寄せの法則」という言葉を耳にしたことはあるでしょうか。

人は、同じ波動のものを引き寄せる、自分がイメージしたものを引き寄せるという宇宙の法則です。

 

女性の会社経営者さんももちろんたくさんいらっしゃるので、女性には会社を興すのは無理と言いたいわけではありません。

 

ただ、この記事やわたしのサイトに来てくださる人は、わたしの波動に共鳴していると思うので、たぶん会社を興せるようなタイプの女性は来ていないだろうなと思います。

 

そして、そんなわたしたちは(勝手に一緒にしちゃってすみません)「女性経営者になってバリバリ働く自分」なんてイメージできないのです。

イメージできないものには、なれません。

 

けれど、無借金で小さくはじめる好きな仕事ならイメージできるのではないでしょうか?

ほんとうはそれを仕事にしたいと思っているのに「どうせ無理…」とあきらめていることは、ありませんか?

 

とくに、子育てが一段落したから仕事をはじめたい、とか、定年退職したけれどまだまだなにかしたい、という女性には自営業(フリーランス)という働き方はおすすめです。

 

わたしの長い記事を読んでくださっている女性の方の中には、書くことも得意な方がいるかもしれませんね。

わたしも活用しているクラウドソーシングのサイトをご紹介している記事があります。

 

よかったら、フリーライターとしてデビューしてみてください!

ノーリスクで好きな時間に仕事ができるので、育児中の主婦の方にもできる仕事ですよ。

「ランサーズで稼ぐ|未経験者がライターとしてすぐに収入を得る方法」(リンク)

4.女性が一生仕事をするということ

今回考えた「女性が一生仕事をする」ということですが、今のわたしの考え方からすると「あたりまえ」のことといえるのだなあと気がつきました。

 

というのは、他の記事でも書いている通り、わたしは「家事労働」も仕事、キャリアだと捉えているからです。

 

独身時代に外で働く仕事をして、結婚や出産を機に育児をしながら専業主婦やパートタイム労働者になり、その後子どもの手が離れたらまた外へ出る仕事に就く…という女性も、わたしの考えでは「一生仕事をしている」ということです。

 

「外に出て働いてお金を得ること」が「仕事」、家事はあくまでも「家事」というのが今までのスタンダードだと思います。

しかしそれは、家庭に家事をする人がいるから成り立っていたことです。

女性が男性同様にフルタイム正規雇用で働くようになり、必要であれば家事は外注することになりますからようやく家事をコスト計算するようになってきました

 

経済産業省によると「家事支援サービス業界」は毎年20%増の成長を続けていて、将来的には約6倍・約6000億円の市場規模になると予測されています。

 

そうなると、家事支援(代行)サービスで働く女性も増えるということですから、「家事能力」は立派な職業上のスキルになるということです。

 

「仕事寄り」の女性が思う存分お仕事をして、

「家事寄り」の女性がその人の分まで家事をして報酬を得る…

バランスが取れて、どちらの女性も幸せだったら最高!

ですよね。

 

女性がにこにこ笑っていたら、家庭はかなり明るくなります。

多くの家庭が明るくなれば、日本が明るくなります。

だから、女性が自分が望むことをすることに遠慮はいらないのです。

 

あなたがやりたいことをして、いつも笑顔でいられますように。

 

長い記事を読んでいただき、

ありがとうございました!!

 

また別の記事でお目にかかりましょう。

 

参照:経済産業省「家事支援サービスについて」

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