セルフエスティームの意味とは|自分で高める方法と研修・教育

こんにちは!キャリアコンサルタントの金子めぐみです。

 

今回は、「セルフエスティーム」についてのお話です。

セルフエスティームとは、自分を信頼し、自分の価値を認めることです。

自分の価値をしっかりと認められる人は、他者の価値を認めることができるので、無用な嫉妬に苦しめられたりすることがないのだと思います。

嫉妬しない人になってセルフエスティームも高まる記事はこちら(リンク)

 

セルフエスティームは「自尊心」「自己肯定感」などと訳されることが多いようです。

 

ほかの記事でも書いているのですが、心理学はヨーロッパやアメリカで研究されたものを日本に伝えているために、心理学用語としての単語を日本語訳することが難しいことがあるようです。

セルフエスティームも日本語訳が難しい言葉のひとつです。

「自信を育てる心理学(How to raise your self-esteem)」を訳した手塚郁恵さんは、

この本のテーマである〈セルフエスティーム(self-esteem)〉は、この本では「自負心」と訳しました。これは、日本ホリスティック医学協会の上野圭一さんの提案された訳語です。

 広辞苑によりますと、「自負心」とは「自負する心、プライド」であり、「自負」とは「自尊の気持ち、とくに、自分の尊厳を意識・主張して、他人の干渉を排除しようとする心理・態度、プライド」となっています。どちらにしても、否定的なニュアンスの感じられる言葉です。しかし、あえてセルフエスティームの訳語として「自負心」をつかったのは、上野さんが「日本にある言葉に新しい意味を込めてつかってもいいのではないか」と言われ、わたしも、自負心という日本語が新しい意味や感覚でつかわれるようになることも素晴らしいことではないかと思ったからです。

 ほんとうの「セルフエスティーム(自負心)」とは、「ごうまん」「うぬぼれ」ではなく、一人の人間としての自分の価値を認め、自分の力を信じることなのです。

と記されています。

 

このブログ記事のように、ネット上で横書きにするなら「セルフエスティーム」も自然に読めるように感じますが、やはり書籍のような縦書きの文章にたびたび「セルフエスティーム」のようなカタカナ表記の長い単語が出てくるのは読みにくいと思います。

そのため、「自負心」という日本語に置き換えたのだと理解できました。

 

あなたは自分のセルフエスティームが高いと思いますか?

今は自信がない状態でも、セルフエスティームは自分で高める方法もありますし、必要であれば専門家の研修や教育もあるようです。

 

さあそれでは、セルフエスティームを育てる世界へまいりましょう!

 

1. セルフエスティームとは

1-1. 自分を大切に思う気持ち

セルフエスティームとは、自分が自分のことを認めて大切に思う気持ちのことです。

 

冒頭にも書いたように「自尊心」「自己肯定感」「自負心」などと和訳されています。

 

以前、「自分にはできる!と思う気持ち」である「自己効力感」について記事を書いたことがあるのですが、これも似ている部分があると思います。

セルフエスティームと似たところのある「自己効力感」の記事はこちら(リンク)

 

こうした気持ちは自分自身が持ってしまうものなので、その人がどんな人かとは関係ないといえます。

 

秘書に向かって

「ち~が~う~だ~ろ~!!」

と怒鳴っていた女性議員のことはあなたも覚えているのではないでしょうか。

彼女についての興味深いお話があるのでご紹介しますね。

秘書に対する暴言や暴行が明らかになり自民党を離党した豊田真由子議員が、9月17日放送のフジテレビ系情報番組「Mr.サンデー」の宮根誠司キャスターのインタビューの中で「自分に自信がなく小さい頃から自己肯定感が低い」と述べている場面がありました。

それに対して、宮根キャスターは「(桜蔭高校)東大、厚生省(当時)、(ハーバード大学大学院)に入った(高学歴)のあなたが自己肯定感が低いというのは?」と疑問を投げかけたのに対し、厳しい家庭で育ち、認められたい一心で頑張ってきたこと。議員になって人に必要としてもらえていると感じたことで自分の存在価値が保たれていたこと、今回の暴行や暴言に対して、秘書の失敗で自分の存在価値が失われ、信頼してくれる人からの信頼を失うことへの「恐怖心」から出たものとも述べていました。

日本セルフエスティーム普及協会・豊田真由子前議員と「自己肯定感」より抜粋

 

こんなふうに、ものすごく優秀な人でもセルフエスティームが低い人もいるのですね。

 

この記事を読んだとき、

「豊田さんよくそこに気づいたな、それとも前から気づいていたのかな、人前で言うのはつらかっただろうな」

と思ってちょっと切なくなってしまいました。

彼女のとった行動の原因が「育った環境」にあったことに対して胸が痛んだのです。

でも、わたしでさえ大人になってから「このままじゃダメだ!」と思って自分でいろいろやってきたのに、豊田さんは優秀な女性だしお金もあるのだからカウンセリングに通うなど何かしたら良かったのになあ…とも思いました。

わたしの場合は「自分にはできる!」の自己効力感は父親からの愛情によってちゃんと育っていたようですが、豊田議員に似て「母親に愛されたい」と思いながら生きていたためにセルフエスティームは決して高くなかったと思います。

 

わたしはセルフエスティームを育てようと思ったことはないのですが、書籍を読んで「これはいいかも!」と思えるいろいろなことを実践しているうちにいつの間にかセルフエスティームも育っていたようです。

今はわりと「これでいいじゃん」「よく頑張った!」と自分のことを認められていると思います^^

 

1-2. ありのままの自分を認められること

セルフエスティームが高い人は、ありのままの自分を認めることができているということです。

 

先ほどお話した豊田議員の例のように、

こうならなくちゃ自分を認められない!!

と思っていくら頑張っても、

セルフエスティームが低いと

目標達成してもまだ次の目標をつくってしまうだけになってしまいます。

 

「ありのままの自分を認める」というとなんだか「努力しなくていい」というような印象がありますが、あなたはどう感じますか?

 

わたしは、「ありのままの自分」っていうのは「今の、現状の自分」っていうことで、その自分を認めることは過去のすべての自分を認めているということで、それができることでさらにその先「自分らしい頑張り方ができる」ということかなあと思います。

 

「ここまでよくやってきたよね、自分!」

って今の自分を認めてあげて、その上で

「さあこれから、どうしていこうか?どうしたら楽しい?どうしたら幸せ?」

って自分に問いかけていくといいですよ。

 

自分が「こうしたい」って本音で思っていることをすることが、さらにありのままの自分を認めることにつながり好循環が始まります。

セルフエスティームを高めるために本当の自分をみつける記事はこちら(リンク)

1-3. 育った環境には大きく影響されます

セルフエスティームはその人が育った環境に大きく影響されます

 

自分があまり良い環境で育ったと思えない方はがっかりしてしまったでしょうか。

がっかりしないでくださいね!育った環境に影響されるということは、自分で環境を変えることでセルフエスティームは育てていけるということです。

持って生まれた才能のようなものではないのだから、今はセルフエスティームが低い状態だったとしても、これから自分で自分を認められる人になっていけばいいのです。

心の世界のことを学んでいると、多くのトラブルの原因は

・その人が育った環境

・その人が経験してきたこと

に関係しているということがわかります。

 

悔しいですよね。

自分はただ、何も知らない無垢な赤ちゃんとして生まれてきたのに

愛情たっぷりに大切にされて育つ人もいれば

自分みたいに欲しい愛情をもらえずに精神が傷つけられてきた人もいるなんて。

 

こうした悔しさ、むなしさってそのことをネガティブに考えている限り解決には向かわないような気がします。

 

わたしは心理学のプロではないので自分自身の経験からしか言えませんが、

人は自分が育つその環境から学ぶしかない

とあきらめたときに、

では、これからどうしていこうかな?

って前向きになれるのだと信じています。

 

よく言われていることですが、

過去は変えられないけれど、過去の出来事の意味は変えられる

のです。

 

悔しいじゃないですか。

欲しかった愛情がもらえなくて

セルフエスティームを持てずに成長しちゃって、

そのために人生のいろいろなことがうまくいかないなんて。

 

とりあえず過去のことはいったん考えないと決めて

(凍結保存をイメージするといいと思います)

今と未来をどれだけ良くしていくか考えることにしましょうよ!

 

自分で自分のセルフエスティームに栄養を与えて育ててあげましょう。

 

そして、しっかり自分に自信がついたときに

凍結しておいた過去をちょっとだけ解凍してみて

ああ、あのときの出来事があったから今の自分がいるんだなあ

と感謝できるようになってしまえばいいなと思います。

 

なあんて偉そうなことを書いているわたしも、まだ過去のすべてを許すことなどできないし思い出したくないことはたくさんあるので凍結保存したままのことがいっぱいあります。

 

死ぬ直前になったら一気に全部解凍して

「はい、サンキュっ!!」

って一瞬だけ感謝して死ねたら上出来かな・笑

 

心の問題って、それを解決できる方法がいくつかあったりします。

紙とペンが必要なくらいでお金はかからないものが多いのですが、

考え方が変わるまでに時間はかかります

 

でも、30歳からそうしたことをやってみて20年。

今振り返ってみると

手当たり次第にいろいろやってきて良かったな!!

ってわたしは思っています。

 

時間がかかるとか面倒くさいとか

ほんとうに効果あるの?って疑ったりして

ひとつも、何もやらないで生きていたら

10年後のあなたも20年後のあなたも

今と同じような不満や不安や満たされない気持ちを抱えて

やりたくもない仕事をしていることになります。

 

だから、あなたもこのサイトに来たら、

いろんなことをわたしと一緒にやってみてほしいなと思います。

 

2. セルフエスティームを自分で高める方法

2-1. 自分がどう感じているかをいちばん大切にする

セルフエスティームを高めるために、日ごろから「自分が今どう感じているか」を大切にしてください

 

・同僚やママ友にランチやお酒に誘われたとき

誰かに誘われたとき、「楽しそう!」という気持ちよりも「面倒くさいな」という気持ちが強いなら、思い切って断りましょう。

・夫が理由もなく不機嫌になっているとき

男性は不機嫌の理由をあなたにおしつけることもあるかもしれません。あなたはそんな夫に対してどうしたいですか?

※ここで大切なのは夫に「どうして欲しい」ではなくて、あなたが「どうしたい」かをハッキリさせることです。他人は変えられません。あなたの行動を変えるのです。

・欲しいものを買えなかったとき

どんな気持ちですか?買えなかった理由は経済的なことでしょうか?それが叶う自分になりたいのではないですか?どうしたらなれますか?

・一日の仕事を終えたとき

今日一日を振り返って、どんな気持ちになりますか?

 

今ご紹介したのはわたしの出した例ですが、セルフエスティームが低いまま流されるように生きていると、取り返しがつかないと思えてしまうほど大きな出来事にまでなっているということもあるようです。

アメリカの例で見てみましょう。

【自己受容の実践】

ギーナは、離婚してから子どもたちに「父親と暮らす方がいい」と言われてとてもショックを受けました。彼女は、短気で子どもの心がわからない不注意な母親であり、前夫は子どもたちにとって自分よりもずっとよい養育者だったのです。

 

これはとてもつらいことで、なかなか認められませんでした。

しかし子どもたちがいなくなってしまうと、彼女は一人になり、過去のことを考える時間がたくさんできました。

 

そしてとうとう

「ほんとうのことを言えば、わたしは母親になりたいと思ったことは一度もなかった。ただ当たり前だと思ったから、母親になっただけだ」

と認めました。

 

彼女は何時間も黙ったまま、自分が過去にしてきた選択について考えにふけりました。それは自分を批判するためではなく理解するためでした。

だんだん、子どもたちは父親と一緒にいたほうがよいということを受け容れられるようになりました。

 

それから彼女は、はるかに困難なことに向かい合い、それを受け容れ始めました。それは、彼女が教えられてきたことをすべて踏みにじるようなことでした。

彼女は、子どもたちが前夫と暮らすことを選んだことが幸せだったのです。そして、生まれて初めて人からじゃまされない自由を感じました。

 

彼女はよく子どもたちと会いましたが、子どもたちは、前にはしらなかった幸せそうで愛にあふれた母親を見たのです。

 

友達や親せきの人たちが「母親として不自然」だと言って、彼女を悪い人だと感じさせようとしても、彼女はその人たちを冷静に見ていて、言い訳をしようともしませんでした。

 

彼女は、自分がどんな人間なのかということを知り、それを受け容れたのです。

それが一番大切なことでした。

「過去のあやまちは後悔してるわ。でも自分を取り戻すためには、自分の欲求や要求をまた拒否して、同じあやまちを続けたらだめよ」と、彼女は自分に言いきかせました。

「自信を育てる心理学」ナサニエル・ブランデン(春秋社)より抜粋

いかがでしょうか。

「ギーナさん、いいじゃない!」って心から言える人は、セルフエスティームが高い方かもしれませんね。

 

心のどこかで「子どもは母親と暮らした方がいい」「なんだか無責任」「子どもが欲しくないのにつくるなんて非常識」というような考えが浮かんだとしたら、自分に対しても同じように批判してしまうことがあるのかもしれません。

 

自分が今どう感じているのか?自分はどうしたいのか?

今日からは常に意識してみてくださいね。

 

2-2. 自分が責任を持つと自覚する

自分が責任を持つと自覚することで、セルフエスティームが高まります。

 

サイコセラピー(心理療法)の中で相談者にもっとも急激な変化が起こるのは、「助けに来てくれる人は誰もいないのだ」と感じたときなのだそうです。

「ついに私が自分の人生に対する責任を取らなくてはならないときが来た」

と腹を据えることで、行動や考え方が変わっていくのですね。

さきほど、わたし自身が過去を「凍結保存」して「今と未来をどうしていこうか?」と決めたことをお話しましたが、あのときはそうした変化のときだったと思います。

過去の出来事に不平不満を言っていても、現状は変わりません。

なぜなら、家族や他人や環境など、自分以外のもののせいにしているからです。

 

自分の幸せは、自分次第なんだな!

 

と、自分の人生に対して責任を持つことを決めれば、自然とセルフエスティームは育ち始めるはずです。

 

またここで言葉の問題なのですが、日本語で「責任を持つ」というと「道徳的な責めや罪を感じる」ような意味合いがあるように思えます。

たとえば先ほどアメリカの例としてご紹介したギーナさんのことを、日本人の多くは「無責任な母親だ」というのではないでしょうか。

 

「子どもに対しての責任を果たしていない」と感じる人が多いのではないかなと思います。

 

でも、ギーナさんって短気で良くない母親だったのですよね。

そのまま母親をしていて、子どもや夫は幸せだったでしょうか?

そして、ギーナさん自身は幸せだったでしょうか?

 

それよりも、過去のあやまち(子どもが欲しくないのに生んだこと)を認めて、今は自由だといって幸せになった母親を見ることの方が子どもにとってもいいのだとわたしは思います。

 

わたしも、シングルマザーなので自分の子どもにはいろいろな複雑な思いをさせてしまったはずです。

でも、「人はその人が育つ環境から学ぶしかない」という話は息子にしてきました。

 

つまり、「こんな家庭環境は嫌だ」と言って「お前のせいだ!」とわたしや前夫に不満を持ちながら、不良になるのも引きこもりになるのもあなたの自由。

そうしたいならそうしなさい。

あなたの人生がそれでいいならね。

 

という感じです。

 

傍からみたら、なんて自分勝手な親だと思う人もいるだろうとわかりますし、わたし自身「勝手な親だなあ」と何度も思いました・笑。

 

でも、わたしには経験があるからわかっていました。

いい親ぶっていてもほんとうに愛を注げない親は「条件つき」で子どもをコントロールしようとします。

だから、先ほど例に出した豊田議員みたいに愛されたくて頑張っちゃって、なのにセルフエスティームは低くなってしまうのです。

 

「どの家庭にも悩みや苦労はある」というようなきれいごとを口にしたこともありましたが、それは間違いかもしれないと感じてからは

「お金もあって愛情もあって、素晴らしい家庭はあるよね。でも、わたしも太登(息子です)もそんな環境には生まれなかったから、自分でどうにかしなくちゃね」

という感じのことをよく話してきたと思います。

 

「自分の人生に責任を持つと自負心は高まる」というのは、米国サンフランシスコで「ブランデン・セルフ・エスティーム研究所」所長をしている臨床心理学者のナサニエル・ブランデンさんも著書の中で紹介しているので、まずは自分の人生に向きあって、すべての責任は自分にあると考えることが大切なようです。

 

2-3. 「子どもの自己」を癒す

自分の中にある「子どもの自己」を癒すことで、セルフエスティームは育ちます。

 

先ほど、セルフエスティームが育たなかった原因にはその人が育った環境が影響しているというお話をしました。

 

愛情に飢えていた自分

愛されなかったみじめな自分

父親や母親から暴力を受けていた自分

臆病だった自分

どうしたらいいかわからなかった自分

勇気を出せなかった自分

 

子どものころのこんな自分が、今も心の奥に「子どもの自己」として存在しています。

そして、そのとき感じた気持ちが無意識にセルフエスティームを低くしてしまっているのです。

 

自分にもそうした傷ついた子どもの自己がいると感じている方は、自分がその子どもを癒してあげましょう。

 

「子どもの自己」に触れるエクササイズ・1

自分が田舎道を歩いているのを想像してください。

遠くの一本の木の下に一人の子どもが座っています。近づいてみるとそれは、かつてのあなたであった「子どもの自己」だとわかります。

 

ではその木の下に座って、その子と対話してみましょう。

声に出して話をしてください。

あなたたちはお互いに何を言いたいですか?

 

今のあなたはもう大人ですから、その子を慰めて認めてあげることができます。

その子なりに精いっぱい頑張っていると認めてあげてください。

その子が言いたいことをすべて受け止めてあげましょう。

 

「もう大丈夫、あなたにはわたしがついているよ」

と伝えて手をつないだりハグしたりしているイメージをします。

 

 

「子どもの自己」に触れるエクササイズ・2

鏡を見てください。

鏡に映った自分の目の中を覗き込みます。そこには、まだ子どもだった自分がいます。

泣いていますか?膝を抱えているでしょうか。

怯えて震えているかもしれませんね。

 

「〇〇ちゃん」と、自分の名前をハッキリと口に出して自分の目の奥にいるその子に話しかけてあげてください。

「よく頑張っているね、もう大丈夫だよ」

「私はあなたの気持ちをわかってあげられるからね。悔しかったね。悲しかったね」

その子と一緒に泣きたくなったら泣いてください。

 

自分が子どもになってその子の隣に行き、「一緒にいるから大丈夫だよ」と伝えてください。

ふたりはとても仲良しになれます。

 

わたしは鏡に向かって子どものころの自分に話しかけるたびに、なぜか胸がいっぱいになって涙が出るという経験を何度もしました。

今はもう涙はでなくて、ただ「大丈夫だよ、安心して一緒に幸せになろうね」と話しかけています。

こうしたエクササイズは、一度やれば効果が現れるということはありませんが、気づいたら鏡を見てやってみる、ということを続けるといいですよ。

 

3. セルフエスティームを高める教育・研修

3-1. 学校教育とセルフエスティーム

日本の学校教育におけるセルフエスティームはどうなっているのでしょうか。

 

日本の学校教育は、現在たくさんの問題を抱えています。

いじめ、不登校、暴力、授業への集中力の欠如といった問題に、生徒だけでなく教員も悩み続けているそうです。

 

そうした問題の解決に向けて1995年からスクルール・カウンセラー制度が始まりました。

しかしそれは、子どもたちが問題をもったときの対応に追われ、問題になる前に解決したり問題を持たない子どもを育成するという視点は手薄状態でした。

ここ数十年,セルフ・エスティーム(self-esteem)ほど,その高まりが望まれ,一般に広く普及している概念 はない。とりわけ学校教育においては目指すべきランドマークとも言える位置づけにあり,児童・生徒でセルフ・ エスティームが低下していることが多くの問題をもたらす根幹的な原因になると考えられてきた。このため,そ の育成への教育が数多く実施されてきたが,その多くは,見よう見まねで,ある意味恣意的にセルフ・エスティー ムを高める試みが繰り返し実施されてきた感が否めない。そして,現在もその傾向に陰りは見えない。

鳴門教育大学研究紀要「セルフ・エスティーム」の概念と測定法の再構築より抜粋

上記のような論文の中でも、やはり「セルフエスティーム」をどう訳語にするかを問題にしています。

本論文でも,セルフ・エスティームは性格 であるとの立場をとるが,感情面が強調されている定義や項目も多いことから,自尊心とすると一般には感情面 よりも思考や態度が強調される印象を与え,言葉から概念の制約を受ける可能性がある。そこで本論文では,日 本語の用語に伴う印象からの制約を最低限にするため,「セルフ・エスティーム」というカタカナ表記で統一した。

鳴門教育大学研究紀要「セルフ・エスティーム」の概念と測定法の再構築より抜粋

つまり、英語でいうセルフエスティームという言葉の定義は,感情だけでなく、認知、思考、態度の特徴が含まれていることが多いのだそうです。

 

感情の問題だけだとすれば、心理学的なアプローチで時間をかけて解決するしかないとしても、認知や思考、態度といった面であれば教育によってより早い効果がみられるようになるのかもしれませんね。

 

子どもたちのセルフエスティームが高まれば、確実に学校での問題(いじめ、不登校、暴力、授業への集中力の欠如など)は予防できるはずです。

 

実際にセルフエスティームに関しては教育機関でも研究や実践が進められています。

興味のある方は、上記で抜粋させていただいた鳴門教育大学の論文をおすすめします。

 

また、特別支援教育の中でも子どもたちのセルフエスティームを高める支援がおこなわれています。

興味のある方は、こちらのサイトをご覧ください。

国立特別支援総合研究所「セルフエスティームを高める支援」

 

子どもたちにセルフエスティームを高める教育がおこなわれることで、大人になってから生きやすい人が増えるといいなと思います。

 

3-2. ビジネスとセルフエスティーム

ビジネスの分野でも、セルフエスティームを高める研修が注目されています。

・セルフエスティーム研究の第一人者であるウィル・シュッツ博士は、セルフエスティームを「自分としても誇りに思い、他者からも充分に認められるであろうという自負心・自尊心」と定義しています

・「優秀な人たちが集まっているのに、なぜかパフォーマンスが上がらない」「若手の離職率が高くなっている。職場に活気がない。」「ミスばかり起こる」「メンタルヘルス上の問題が後をたたない」…このような問題の背景には、セルフエスティームの低下が関係しているか もしれません

・高いセルフエスティームは、良い結果を出す原動力です。組織全体を活性化させ、生産性を向上させると考えられます。弊社では個人と集団・組織のさまざまな問題を解決する鍵を握るものとして位置づけています

㈱ビジネスコンサルタント「セルフエスティーム」より抜粋

この記事の1章でご紹介した女性議員さんも、東京大学を卒業して官僚になるといったエリートでありながら、ご自身で「自己肯定感が低い」と評価されていましたね。

 

「勉強ができる」とか「仕事ができる」こととセルフエスティームが高いことは別問題のようです。

 

「日本セルフエスティーム普及協会」では、100の項目に答えることでセルフエスティームの高さを知ることができるチェックシートをダウンロードすることができます。

メールアドレスの登録が必要ですが、興味のある方はご覧ください。

日本セルフエスティーム普及協会のサイトはこちら(リンク)

 

4. セルフエスティームを上げるためにできること

セルフエスティームを自分で上げたいと思うなら、まずは自分の思考に意識を向けることが必要です。

自分を大切にするための第一歩は、

「自分がどうしたいか、どうありたいか」

を知ることだからです。

わたしは自営業を始めてからスピリチュアルなことにとても興味を持つようになり、日本では「引き寄せの法則」という言葉がまだ見られないころからいろいろなことを実践して「なるほどね~」と実験結果を見るように楽しんできました。

セルフエスティームという言葉を知ったのはつい最近のことで、

「ああ、いろんなことをしてきたら、

いつの間にかセルフエスティームが高くなっていたんだなあ」

と感じました。

 

自分を大切に思って自分を愛することを後回しにしてしまう傾向が日本の女性にはあるように思えます。

家族などの大切な人のことを思うことはもちろん大切ですが、自分が満たされていないのに他の人のために何かをしていると、

わたしはあなたのためにこんなにしているのに!!

という気持ちになってしまうことになりかねません。

 

まずは自分が幸福を感じることをして

楽しんで笑顔になって余裕をもって

それから他の人に対して自分ができることをする

 

っていう順番でいいのではないかなと

ようやく最近のわたしは思えるようになりました。

(セルフエスティームが上がったのですね・笑)

 

セルフエスティームを高めれば

必ず仕事の選び方も変わってきます。

 

あなたも、

なんだか生きづらい、楽しくない、どうせ自分なんて…

という気持ちになったら、

ぜひこの記事の2章を参考に、

自分でできる方法を試してみてくださいね。

豊田議員のように他人を怒鳴りつけるほど大変な事態になっているようなら、心療内科で診てもらって信頼できるカウンセラーを紹介してもらうといいと思います。

あなたもわたしも

セルフエスティームが高くなって

たくさん幸せを感じられますように!!

 

長い記事を読んでいただき、ありがとうございました!!

 

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