斎藤一人さん|面白くて「なぜか怪しい」不思議な大金持ち

こんにちは!キャリアコンサルタントの金子めぐみです。

今回は、初めて記事で「人」をご紹介します。

 

わたしがバルーナッツ(わたしが起業した風船業の屋号です)を投げ出さずに済んだのはこの方の本やCDがあったから。

斎藤一人さんのおかげで続けてきた「バルーナッツ」という屋号の決め方はこちら(リンク)

そして、今の私が以前のわたしよりずいぶん心穏やかに暮らして「幸せだなあ」と感じられるのも、この方のおかげです。

 

その人とは、斉藤一人さん。

日本一の納税者として知られていますが、「なんか怪しい」「なぜか怪しい」と思っている人もいるかもしれません。何かの宗教をやっている人と思っている方もいることでしょう。

 実はわたし自身、それほどよく斉藤一人さんを知っているわけではありません。

正直いえば「なぜか怪しい」はわたしも感じています(笑)。

 

けれどわたしがいちばん困っているときに斉藤一人さんの本やCDに出会ってとても救われましたし、その後もたくさんの一人さんの本やお弟子さん達の本で学んだり励まされたりしました。

たとえ斉藤一人さんが怪しいとしても(勝手に記事を書いておいて失礼すぎ!)、一人さんが話してくれることはすごく役立つし、心も良くなるし、面白くて笑うので明るい気持ちにもなります。

 

ここでは斎藤一人さんがどんな人かをまとめ、「斉藤一人さんが『なぜか怪しい』理由」までを自分なりに分析してみました(こんなものを分析と言って良ければですが)。

斉藤一人さんがどんな人か興味のある方はどうぞ最後までお付き合いください。

 まったく興味がないのにこのページに来てしまった方も、来たということはきっと今のあなたに役立つことが書かれていますから(一人さんってそういう不思議な力があると思うので)読んでみてほしいと思います。

 

それでは、「なぜか怪しい」斉藤一人さんをご紹介します!

 

1. 斎藤一人さんとはどんな人

 

1-1. 日本一の商売人

斎藤一人さんは、商売における日本一の納税者といわれています。

「銀座まるかん」という健康食品や化粧品を扱っている会社の創始者で、たぶん今も社長さんなのだと思います(「銀座まるかん」の販売は「特約店」となっているお店がしているのですが、この特約店の方々は斎藤一人さんを「大社長」と呼んでいます)。

 

なぜ「たぶん」なのかというと、斎藤一人さんは少々謎が多い人なので調べてもよくわからないことが多くあるから。

 

例えば「『銀座まるかん』の現在の社長って誰?」と公式サイトの「会社概要」を見てもそうした情報は一切書かれていません。

商品を直接販売しているサイトではないので「特定商取引法に基づく表示」も必要ないのですね。

 

斎藤一人さんは2005年度分から廃止された「長者番付(高額納税者番付)」において1993年から10年連続10位以内を達成し、2003年には累計納税額日本一となっています。

(これは「銀座まるかん」公式サイトの会社概要に書かれています)

 

長者番付は高額納税者を発表したものですが、番付対象となる納税には「土地の売却」や「株式公開」によるものも含まれます。

しかし斎藤一人さんの納税はすべて事業所得、つまり商売による利益に対する税金なので、日本一の納税者であり、日本一の商売人といえるのですね。

 

1-2. 10人のお弟子さんがいます

斎藤一人さんには10人のお弟子さんがいます。

 

お弟子さんは一人さんが指圧の専門学校に通っていたときに出会ったという柴村恵美子さん、一人さんが通っていた喫茶店「十夢想家(トムソーヤ)」の店主である舛岡はなゑさんなど自然の流れで出会い、のちに一人さんの会社「銀座まるかん」の商品を販売する仕事をするようになっていきます。

 

他にお弟子さんは、遠藤忠夫さん、みっちゃん先生、芦川政夫さん、千葉純一さん、宇野信行さん、宮本真由美さんとなっています。

それぞれが「銀座まるかん」の商品を販売する会社の社長さんです。

以前お弟子さんだった小俣和美さんは現在、別の会社の社長さんになり「銀座まるかん」の商品は販売していません。

 

わたしは女性のお弟子さんの書かれた本はほとんど読んでいます。

主婦だったり、ニートのような状態から一般企業に就職したりといったごく普通の女性が一人さんのお弟子さんになって、今では億万長者の社長さんです(ビックリ!)。

 

「弟子(社長)にしてください!」とお願いして弟子になった女性はいなくて、斎藤一人さんとは不思議なことに自然に出会って社長さんになるという経緯があるので面白いなあと感じています。

 

1-3. たくさんの本やCDを出版されています

斎藤一人さんはたくさんの本やCDを出版されています。

 

わたしが斎藤一人さんの本に出会ったのは自分が風船業で自営業をはじめて少し経った頃です。

「変な人の書いた成功法則」という本でした。

当時のわたしは「成功」という文字の書かれた本なら手あたり次第読んでいました(笑)。

 

2004年前後のことです。必死で営業にまわった結果が出始めた頃で、「お仕事がない」という悩みはなくなったものの依頼されるお仕事はすべて週末に集中。

風船を使うのが結婚式やイベントなのですから当然といえば当然ですよね。

 

同じ日に別の場所へわたしひとりが行けるはずもなく「人を雇う」なんて考えもしなかったわたしが「週末だけアルバイトで働いてくれる方」を求めて求人を出し、どうにか仕事をこなしていました。

(今振り返るとこの時期、信じられないくらい優秀な方々に助けられていました。不思議です)

慣れないことばかりで頼る人もなく、毎日泣きながらどうにかしているようないっぱいいっぱいになっているときだったので、斎藤一人さんの本の内容が心にしみたのかもしれません。

斎藤一人さんに頼りながら自営業を始めたわたしの「自営業の始め方」記事はこちら(リンク)

本の内容についてはこの後の2章「(わたしの独断)名言集」で一部ご紹介しますね。

 

1-4. 「神様」という考え方

斎藤一人さんの話にはよく「神様」が登場します。

しかし、斎藤一人さんは特定の宗教を支持したり勧誘したりしているということはありません。

 

ためになる話をよくしているのと、「なぜか怪しい(3章で解説します)」ために斎藤一人さんを宗教家だと思っている人もいるようです。

本人も、講演会などでは「なんか間違えられるんだよね」と言っています。

 

「神様」のような話をするときに一人さんは「あのね、信じなくていいからね」と言ってから話し始めます。新興宗教の教祖なら「信じなくていいからね」とは言いませんよね。

 

「神様」を登場させることで、わたしたちが理解しやすくなる話がたくさんあるのだと思います。

最後の4章で「当時いっぱいいっぱいだったわたしを救ってくれた」わたしのお気に入りの神様がでてくる「畑の話」をご紹介しますので「信じなくていいけれど」良かったら読んでくださいね。

斎藤一人さんのような考え方「奇跡は自分で起こせる」セレンディピティのお話はこちら(リンク)

2. 斎藤一人さん(わたしの独断)名言集

 

2-1. 「自分の機嫌を取るんだよ」

斎藤一人さんは「自分の機嫌をとりな」「他人の機嫌じゃなくて自分の機嫌を取るんだよ」といいます。

 

わたしたちは身近に不機嫌な人がいると気になって、つい機嫌を取るようなことをしてしまいがちです。

それは間違いなのだそう。

「不機嫌な人は好きで不機嫌やってるんだから、放っておけばいいの」

それよりも、自分がいつも上気元(じょうきげんを一人さんはこう書きます)でいることの方が大切なのですね。

 

たしかに、機嫌の悪い人はまわりの迷惑です。

いつでも自分の機嫌を取って、ご機嫌でいたいとわたしも思います。

斎藤一人さんのいいつけを守って「怒らない人」になりたい方のための記事はこちら(リンク)

斎藤一人さんのいう上気元な人になるために「嫉妬しない」ための記事はこちら(リンク)

2-2. 「人の幸せを願いな」

斎藤一人さんは「人の幸せを願いな」といいます。

 「この人にすべての善きことが雪崩のごとく起きます」

毎日、出会う人に心の中でこのように願う、という修行があると一人さんの本で知ったわたしは本気でやっていた時期があります。

 

正直言うとその頃、いくらこの言葉を心の中で唱えても知らない人の幸せを願う気持ちにはなっていませんでした。

「すべての善きことが雪崩のごとくおきます」という言葉が「宗教っぽくて言いにくい」くらいにしか感じていなかったのです。

 

こういうことって始めたときは本気でも、時間が経つとやらなくなってしまったりするものですよね。でも、なぜかこの修行はときどきふと思い出しては何度も再開しています。

「なんだか調子が良くないなあ」「どうしてこんなことが起こるんだろう」というように自分にとって良くないことが起こると、「そういえば最近、他人の幸せを願っていないな」というふうに。

 

途切れ途切れではありますがこの修行をしながら10年を過ぎたころには、「車の中から見る自転車に乗った中学生」「電車の中で居眠りするおじさん」「スーパーのレジで自分の前に並んでいるおばあさん」などに「すべての善きことが雪崩のごとく起きます」と心から思えるようになっていました。

 

中学生には「親が悲しむから事故しないように気を付けて帰ってね」、居眠りする中年男性には「お仕事お疲れさまでした」、年配女性には「長い間家事や育児をお疲れさまでした」と本気で思って、そして「この人にすべての善きことが雪崩のごとく起きます」って願えるようになりました。

 

う~ん、こうして自分で書いていてもなんだか宗教っぽいなあ…。

 ほかの人の心の中はわからないので比較はできませんが、わたしはもともとあまりきれいな心の持ち主ではありませんでした。

「人の幸せを願う」なんて、若い頃だったら「はあ?(ばっかじゃないの?)」と言ってしまうようなタイプの人だったと思います。

 

それでも、言葉から入って「人の幸せを願う」という行動をしていたら、時間はかかりましたが「人の幸せを願える」ようになっていました。

もしかしたら修行のおかげではなくて、ただ単にわたしが年を取ったから人の幸せを願えるようになったのかなあ…と思うときもあります。

でも、いい年していても意地悪な人や心が貧しい人がいるのを見ると

「何もしていなかったらああなっていたかも。やっぱり修行のおかげかも」

と思うときもあります(笑)。

 

2-3. 「子どもは親が思ったように育つの」

斎藤一人さんのいう「子どもは親が思ったように育つんだよ」という言葉はわたしにとって、感謝してもしきれない魔法の言葉でした。

 

一人さんが言うには

「親が『この子はだらしなくて困った子だ』って言うと、子どもは『だらしなくて困った子』になるの。ほんとなんだよ。子どもは親が思っているような子どもになるの」

ということでした。

 

当時息子は小学校の低学年でした。正直、わたしは自分の仕事があってあまり息子を気にかけることができていなかったかもしれません。

狭いところに暮らしていたので本当は片付けさせたかったのですが「片づけなさい」と教えるより自分が片付けたほうが早いからと、 わたしがやってしまう日々でした。

忘れ物も多い息子のことを「ホントにだらしないんだから…」「ぜんっぜん勉強しないし」「このままじゃすっごく馬鹿になるのでは?」と思っていました。

 

一人さんのこの言葉はなぜかすうっと心に入ってきたので、すぐに信じました。

そして、誰の前でも息子の「困ったところ」は口にしないようにしました。

だって、思ったように育っちゃうなら『優しくていい子だ、その上天才!』って思ってた方がいいですものね(笑)。

 

息子はとても面白い育ち方をしましたが(どこかで紹介したいくらいです)、思ったように育ちましたので(笑)、彼が小学生の時にこのことを知って良かった!ギリギリ間に合った!という気持ちです。

 

今子育てをされている方、どうか自分の子どもを「こうなってほしい子だと思う」ようにしてください。

ただそれだけで、何もしなくても(本当に息子には何もしなかったなあ・笑)本当に「親が思ったように育つ」のです(ホントビックリ)!

斎藤一人さんのいうとおりにしていてわたしの息子はこんなふうになりました!有料講座のご案内です(リンク)

2-4. 「そんな今のあんたにちょうどいいんだよ」

斎藤一人さんは「今のあんたに起こることは、今のあんたにちょうどいいの」といいます。

 

斎藤一人さんに相談するつもりで「うちの旦那はひどくって…」とか「うちの部長が嫌な男で…」と話をはじめる方がいるそうなのですが、

「あのね、知らない人に旦那の悪口言うようなあんたにちょうどいい旦那なの。部長だか課長だか知らないけど、こんなところでぶつぶつ会社の上司の文句言ってるあんたにぴったりの会社なんだよ」

ということです。

 

これを知ってしまうと、一人さんのいう「地獄言葉」である「不平不満、愚痴、泣き言」の一切を口にしなくなりますよね。

とんでもないことが起こっても「ああ、今の私はまだこのレベルなんだなあ…」って思うだけで。

 

逆に「今のあんたにちょうどいい」を信じていて、尊敬する人と知り合えたり嬉しいことがあったりすると「わあ!わたしにもこんなことが起きるようになった♪これからが楽しみ!」と思います。

良いことが起こったときの喜びは倍増するので、信じたらお得な言葉だと思います。

 

2-5. 「これでひとつカルマが消えていくんだな」

斎藤一人さんは「生まれ変わり」の話もときどきするのですが、自分にとって嫌な環境や不愉快な出来事に出会ったとき「これでひとつカルマが消えていく」と思えば良いのだといいます。

 

なんだかますます宗教チックになっていますが(笑)、これも信じたほうが楽になる考え方だとわたしは思います。

 

たとえば

「現世で何度ダイエットしてもリバウンドしてしまってどうしても痩せられない人は、前世で太った人を馬鹿にしたことがある」

「学歴がないことでずっと馬鹿にされている人は、前世で上の立場にいたとき人を学歴で判断していた」

というようなことです。

 

自分にはどうしようもないことに対して悔しく思ったり、愚痴を言ったり、または無気力になったりする必要はなくて「ああ、カルマが消えるんだな」って思うだけ。

 

わたしは斎藤一人さんの本を読んだりCDを聴いたりする前は、どうしても専業主婦の人がうらやましくて仕方ありませんでした。

好きな人と結婚してずうっと守ってもらえるなんて、ほんとうにうらやましかったです。

 

家事が大好きで人を支えるのが好きだったわたしには、専業主婦という働き方が理想でした。「外でバリバリ働く(稼ぐ)夫」と「家のことは任せて!のわたし」で分業したかったのです。

「仕事もして家事も育児もして…これって分業じゃないじゃん!」というもやもやを抱えて、何度話し合っても解決せず離婚してしまったので、ますます「専業主婦」からは遠ざかるばかりでした。

 

子どもが小学生のうちは親同士の出会いやある程度のおつきあいがありますよね。

スーパーで夕食のおかずを買ってきちゃうような、ろくに家事もしていない専業主婦の人と知り合うたびに「どうしてこの人が専業主婦で、わたしはシングルマザーなの?!」って胸が焼けるように痛みました。

 

でも「前世がある」って思ったら「しかたないな。あの人は前世で良いことをしたのだろう」と思えるのであきらめがつくし「自分も前世で『今生では専業主婦になれないような』なにかをしたのだろう」とも思えます。

 もちろん、すぐに心がきれいになって嫉妬心がなくなったわけではないのですが、この言葉を信じてから徐々に楽になったように思います。

 

今は、そのときに大好きだった人と結婚できたことや子どもができたことに神様仏様、あらゆる皆様に心から感謝しています(これまた宗教くさっ!)。

 

2-6. 「未熟な人間なのによく育ててくれた」

斎藤一人さんの「自分探しの旅」という比較的新しい本(2012年)に書かれていたのが「未熟な人間なのによく育ててくれた」という言葉です。

 

親との確執がある、確執というほどではないけれどなんだかしっくりこないという人は案外多いようですね。わたしもその一人です。

 そんな人は自分の過去を振り返って親のしたことを恨むのではなくて「ああ、あんなにも未熟な人間が、よく自分のことを死なさずに育ててくれた」と感謝すると、そこから先の人生が変わる、と一人さんはいいます。

 

正直この言葉はわたしの中では「なるほどなあ~。そう思えばいいのか」と感心したという段階で、まだ腑に落ちた感じではないです。

でもきっと今から10年過ぎるころには心から「あの人は未熟な人間なのに、よく自分を育ててくれた」と言えるようになるのかなと思っています。

 

【コラム】わたしができなかったこと

斎藤一人さんはいろいろなことを教えてくれるので、単純なわたしはすぐにやってみます。

たいていのことは良い結果になるのですが、どうしても続かなかったことがあります。

それは「憧れられる人になりな。女性は花の色の服を着て、大きなアクセサリーをつけるんだよ」ということ。

お弟子さんのはなゑさんが喫茶店を経営しているときに「土の色の服着てちゃダメ」と一人さんが教えて、はなゑさんが服を明るい色に変えたらお客さんが増えだしたのだそうです。

 

一人さんのいいところは「アクセサリーは偽物でいいから。安くてもいいから大きなものを」といってくれるところです。

また「ファッションは自分のためではなく、それを目にした人が明るい気持ちになるようにすること」というその理由にもわたしは納得できました。

一人さんの女性のお弟子さんたちの姿はネットで見ることができます。まるで芸能人のように、とても華やかですよ!!

 

わたしもはなゑさんのようにお仕事がうまくいくなら!と、一時期はできるだけ明るい色の服を選び、安くて大きなアクセサリーもいくつか買ったのですが続きませんでした。

もともと服やアクセサリーに興味がないというか、好みはあるのですが自分が気に入ったものが少しあればいいタイプなのです。

 

わたしが今本気で考えているのは、リラックマやおばけのQちゃんやスティーブジョブズのように「マイ制服」を決めてしまうことです。

どうでもいい服なら嫌ですが、気に入った服なら毎日同じデザインでも気分よく過ごせる自信はあります。女性失格でしょうか(笑)。

 

3. 斎藤一人さんが「なぜか怪しい」理由

 

3-1. 写真を公開しない

斎藤一人さんは、自分の写真を公開しません。テレビなどのメディアに出ることもありません。

 

この情報時代にネットで「画像」がみつからない有名人なんて、すごいことですよね!

 

本人は「そういうの(テレビに出たりして目立つこと)が苦手」とか、よく国内を旅行しているので「有名になったら、気軽にふらふらできなくなっちゃう」とか言っているようです。

 

3-2. パーティ・講演会の出席者が信者っぽい

斎藤一人さんは宗教とは関係ない、とはじめにお話しましたが、なぜか一人さんの話を直接聞いている人たちは何かの「信者」っぽく感じられます。

 

一人さんのはじめの頃の本に付いている「100回聴きCD」というのがあります。

一人さんの話は数回聴いただけでは理解できないから「100回聴きな」という理由です。

 わたしはよほど単純なのか、それとも慣れないことだらけの仕事のせいで弱り切っていたのか(笑)、言われたとおり100回を目指して毎日再生していました。

 

こうしたCDは一人さんがまるかんのパーティや講演会で話したものを録音しているので、観客の笑い声が入ります。

 当時、輸入バルーンを商品パッケージに入れて仕上げる内職をしてくださっていた若い主婦が納品にきたとき「金子さん、いつも落語聴いてるんですか?」とわたしに尋ねるほど、笑い声が大きく聞こえるのです。

 

斎藤一人さんはとても面白い話をするので、もちろんわたしも笑います。

自分も笑っているので会場の方々が笑っていることに不思議はないのですが…。

何か不思議な空気、信者と教祖様的な空気を感じてしまいます。

 

こちらは比較的新しいCDですが、やはり一人さんは面白いです(とくに35:00頃からの「色白むっちりTバック星」の話は笑えます)。

https://www.youtube.com/watch?v=nmUR5oa6uI0

 

でもなぜか・・・相変わらず笑う人々は「信者」っぽいです(笑)。

 

3-3. 新小岩にある「ひとりさんカフェ」

東京都葛飾区の新小岩にある商店街「ルミエール」には、以前「ついてる神社」と呼ばれていたと思うのですが「ひとりさんカフェ」というのがあります。

 

「ひとりさんファンが集まる店」とも呼ばれているので、わたしは「ファン」というほどでもないしなあ…と思うので行ったことはありません。

カフェとしてどう営業しているかはわかりませんが、こういうのがあるとやっぱりなんだか「怪しい」感じがするのかもしれないですね。

 

はじめのころの本『変な人が書いた人生が100倍楽しく笑える話』(2004年)で一人さんはこの「ついてる神社」について

「もちろんついてる神社は赤字なんです。なんでこんなことやってんのっていうと、趣味。みんなだってキャバレーとか行くじゃない。私はキャバレー行くより、こういうのやってる方が楽しいの」

と言っています。

 

3-4. 仕事をしていないように見える

斎藤一人さんはほとんど出社しないのだとか。

たまに会社に行っても「頑張ってるね。ありがとう」と社員さんに感謝して回るだけで仕事をしないのだそうです。

 打ち合わせが必要な仕事や新商品の開発などの会議はお弟子さん達と共にしているようなので、「仕事をしていない」のではなく「していないように見える」だけなのだろうとは思うのですが。

 

「なぜか怪しい」原因はそこにあるのかもしれません。

 

おそらくわたしも含めてたいていの人は、斎藤一人さんのように暮らしてみたいと考えるのではないでしょうか。

仕事をしなくてもお金はあって、好きなようにドライブして好きな旅館に泊まり歩く…。

うう、書いてるだけでもやってみたくなります。

 

やっぱり「普通の」会社ならそういう経営者は尊敬されないでしょうし、下の人は自分たちだけがまともに働くのは嫌になっちゃうのではないかと思うのです。

でも、一人さんは社員さんにも特約店の方々にも愛されている。というか、崇拝されている…。

不思議ですね。

 

3-5. いい人すぎる

斎藤一人さんが「なぜか怪しい」理由に「いい人すぎる」というのもありそうです。

 

一人さんの音声を聞くと東京の下町の方らしくちょっと落語家さんみたいな、とても温かい話し方をしています。

話は面白くてためになりますし、自分の心もちょっとずつきれいになるのが実感できます。

 

最初の頃一人さんが「この本にCDつけて」って言ったら出版社の人が「700円だからCDはつけられない」って言ったそうです。

そうしたら一人さんが「それじゃ俺の印税いらないからCDつけて」って言って、CDがついたのだとか。

 

これだけじゃなくて、すごくいい話が他にもたくさんあるのです。

 

斎藤一人さん、いい人すぎる!

 

これもわたしが考える、一人さんが「なぜか怪しい」要因の一つです。

 

4. 斎藤一人さん抜きだとしても良い話

世の中には、「斎藤一人さんがこう言っているから」という理由で「良い話だ」と判断する熱狂的なファンもたくさんいらっしゃると思います。

「軽くファン」のわたしなので、「斎藤一人さんが言ったってことを抜きにしても本当に信じたほうがいいと思う」ということをご紹介します。

 

4-1. 天国言葉

斎藤一人さんはいつも「天国言葉」を口にしようね、といっています。

 

「天国言葉」

・愛してます

・ついてる

・うれしい

・楽しい

・感謝してます

・しあわせ

・ありがとう

・ゆるします

 

ちょっとハワイの問題解決法「ホ・オポノポノ」と似ていますね。

やはり口にする言葉には「言霊」がありますから、良い言葉を口にして良い人生をおくりたいものです。

 

4-2. 自分の能力を出し切る「畑の話」

これは斎藤一人さんが「畑の話」と呼んでいるお話です。

 

畑を耕すとすると、「体力のある人」は1日に300坪くらい耕せてしまいます。

一方、「体力のない人」は1日に50坪耕すのがやっと。

 

そうすると、300坪耕せる人は

「今日は200坪くらいでいいかな」

ってサボり出すのだそうです。

 

ところが50坪しか耕せない人が毎日一生懸命耕しているうちに、体力もついてきます。

それだけでなく

なぜかいいことが連続して起きる

ようになっていきます。

 

サボっていた「体力のある人」は

なぜか不運に見舞われる

のだそうです。

 

そうすると

「オレは200坪耕して、あいつは50坪しか耕さないのに、なんであいつにばかりいいことが起きるんだ?この世の中は不公平で神も仏もない」

って「体力のある人」は文句をいいます。

 

でも、神も仏もいるからサボっていることがわかるのだそうです。

神様がいなければ、それは200坪耕した方がエラくなります。

 

上から見てる人(神様)は、全力を尽くしている人と尽くしていない人がわかるのです。

有能な人で「全力を出し切ると損だ」と思ってる人は気をつけた方がよさそうですね(笑)。

さて、わたしの場合は幸い無能なので、畑を耕すには「体力のない人」側です。

 

・何年もペーパードライバーで運転もろくにできないのに、旦那様の好きな外車のローンを早く終わらせたくて毎日観光地へ高速道路を使って通う歩合給の仕事をして1年で完済したこと。

・ものすごい方向音痴でまったく道を覚えないのに、知らない土地で自営業をはじめたこと(まだカーナビは高額でした)。

・そもそもサラリーマン家庭に育って自分もお給料をもらうことしかしたことがなく「収入が安定しない」暮らしをしたことがないのに起業したこと。

・人を雇って何かをするなんて無理!なのに「お仕事をくださった方に申し訳ない」のでどうにか頑張ったこと。

 

どれも「50坪しか耕せない」わたしが「200坪耕さなくては」と能力を超えたことをしたからどうにかなったのだと思います。

 

この程度のこと、ラクラクできてしまう人もいっぱいいると思うのです。

でも、きっとラクラクできる人はもっと頑張らなくてはいけないのでしょうね。

 

4-3. 「困ったことは起こらない」

斎藤一人さんは「困ったことは起こらないんだよ」といいます。

 

そういわれても、わたしの現実では目の前で困ったことは起きますし、不安になりますし、投げ出したくもなりますし、そうなればパニックでわたしは泣きました。

 

でも泣いている場合ではなかったので、何度も一人さんのCDを聴いて「困ったことは起こらない」と口にしました。

そのうち、困ったことが起こりそうなときには先に「困ったことは起こらない!」って大声で何度も唱えるようになりました(怪しい女になっていたようです)。

 

そうしたら数か月で泣かなくなりました。解決のスピードも速くなったと思います。

 

それから10年以上たった今、「困ったことは起こらない」と今は心から思います。

起こっていることはすべて自分に必要なこと。

そこから何かを学べること。

そして、ぜったいに自分には乗り越えられること。

 

こうして書いてしまうと偉そうだし宗教臭いし「なんだかなあ」とも思うのですが、これは本当にそう思います。

教えてくれた斎藤一人さんには感謝しています。

 

5. 一人さんの本には「大丈夫」と思える言葉がいっぱいです

わたしがライターの道に進むことになったときも、

「こんなにもパソコンが苦手で大丈夫なのだろうか」

「ワードが使えないライターなんているのか」

と一瞬考えましたが、それはほんの一瞬でした。

 

(わたしがライターになったいきさつに興味のある方はこちらをご覧ください)

「ランサーズで稼ぐ|未経験者がライターとしてすぐに収入を得る方法」(リンク)

 

斉藤一人さんの「畑の話」が心にいつもあるので

「できないわたしだから、頑張ればきっといいことが起きる!」

って思えるからです。

 

何かをするときに、有能だからできて、無能だからできないのだとしたら神様はえらい不公平だと思います。

けれど、自分の能力を超えたところからの勝負だとしたら、かなり無能なわたしはものすごく有利!!

普通の人なら当たり前にできることなのに、わたしにはできないことがいっぱいありますから。

しかも、まだまだかなりたくさんありますから、これからもしばらくは有利です(笑)。

 

たとえば起業しようというとき、「やったことない」「できないかもしれない」って怖くなってしまう女性の方は多いかなと思います。

そんなときに「畑の話」を思い出してもらえたら嬉しいです。

 

きっとあなたも頑張れると思います。

 

ほかにも、一人さんの本には「大丈夫」と思えるための言葉がたくさんあります。

本を読むのが苦手な人にはCDもたくさんあるのでYouTubeで音声を聴くことができます!安心してくださいね。

 

長い記事を読んでいただき、ありがとうございました!!

よく知りもしないのに「わたしにとっての斎藤一人さん」を紹介してしまい、関係者の皆様気を悪くされたらごめんなさい。

 

また別の記事でおめにかかりましょう。

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