こんにちは!キャリアコンサルタントの金子めぐみです。
今回は、母子家庭の貧困についてお話していきます。
20年前と違って、今の日本では共働きがあたりまえになっていますね。
男女の収入格差はまだあるものの、女性もしっかり働いて収入を得ている家庭が多いと思います。
ということは、母子家庭の収入を一般家庭と比較した場合、専業主婦が多かった時代に比べるとその差はさらに広がっているということになりますね。
これからシングルマザーになるかもしれない方にわたしがアドバイスできることがあるかなと考えたとき、お金について書くとかなりスピリチュアル寄りになることはわかっていました。
そのために、かなり長いあいだ書くことをためらっていました。
それでも、長く生きれば生きるほど、経験が増えれば増えるほど、やはりスピリチュアルな法則は作用していると実感します。
そして、そうしたスピリチュアルな考え方ができるようになっていたために、わたしと息子はあまりお金に困らず生活できたのではないかと思うのです。
スピリチュアルなことを信じる人も信じない人もいるかと思いますが、考え方を身につけると楽になることも多いとわたしは思うので、どうか気楽に読んでみてくださいね。
それでは、母子家庭になっても貧困にならない世界へまいりましょう!
もくじ
0. 母子家庭の貧困を救うスピリチュアルな考え方について
わたしのいう「スピリチュアルな考え方」というのは、「目に見えない世界を信じるという考え方」のことです。
そのひとつが、「輪廻転生」です。人の魂は肉体を替えて何度も生まれ変わる、つまり人には前世や来世がある、というものですね。
生まれ変わりを信じると、誰かをうらやましいと感じたり、
世の中不公平だと感じたりしたときに
「あの人は前世で良い行いをしたのかもしれない」
と思うことも、
「あの人はこんなにひどいことをしていたら来世ではその報いが来るから大変だろうなあ」
と思うこともでき、
今目の前にある出来事にいちいち感情的になることがなくなります。
最近は多くの人が知っている「引き寄せの法則(宇宙の法則)」などもスピリチュアルな考え方にあたります。
2章では、こうした考え方は徐々に科学的に解明されつつあるということも書いていますので参考にしてくださいね。
スピリチュアルな考えができないと、頭(顕在意識)だけで考えて行動するので、
シングルマザーになったのだからと
朝から夜中までダブルワーク、トリプルワークで働いたり、
やりたくない過酷な仕事をしたりする
ことになってしまいます。
そうしたことを自分の心の奥(潜在意識)が望んでいるなら問題ありませんが、本当は嫌だと感じている仕事をしていると、いつか反動が来ます。
身体を壊したり、心を壊したりしてしまうのですね。
頭だけで考えるのではなく、自分の心が本当は何を望んでいるかを知ることが、結局のところ身体も心も絶好調で進んでいける状況をつくりますので、無理せずに仕事でも良い結果を出すことができるようになります。
母子家庭になってしまい自分の気持ちがわからなくなってしまった方はこちらの記事を(リンク)
スピリチュアルは目に見えない仕組みなのですが、信じることができると焦らずに自分が今何をすれば良いかがわかってくるので、貧困に陥ることがなくなるとわたしは考えています。
1. 母子家庭・シングルマザーの貧困とは
1-1. 日本の場合は相対的な貧困です
導入でもお話したように、日本で母子家庭が貧困で困っているという場合はほとんどが一般家庭との比較におけるもので、相対的な貧困となっています。
さらに日本には生活保護という制度があるので、本当に食べるものがなく飢えていたリ、着るものもないということにはなりません。
世界の貧困と比べると日本の場合は「貧困」という言葉を使うことがためらわれるくらいの状況なのですが、だからといって母子家庭の貧困に対して「食べるものも着るものもあるのだから、それでいいでしょう」とは言いたくないなあとわたしは思います。
たとえ相対的だとしても、自分を貧しいと思う気持ちがあると楽しい人生を送ることができないと思うからです。
1-2. 子どもが現状をどう捉えているか
母子家庭の貧困については、子どもがその現状をどう捉えているかが気になります。
同じような環境で育っていても、子どもの感じ方はそれぞれ違いますよね。
子どもが自分を「貧しい」と感じているかどうかで、幸福度は違うはずです。
現実に自分の家庭を「貧しい」と捉えていても「幸福」と感じられる子どもなら問題ないのですが。
子どもが物事をどう捉えるか、どんなふうに感じるかをすべて理解することはもちろんできません。
わたしはスピリチュアルな考え方ができるようになる前は、かなり未熟な母親だったので今もどこかに罪悪感があります。
1-3. 子ども自身の性格もあると割り切る
先ほど「息子の方が精神レベルが上」といったスピリチュアルなことをお話したので、慣れない方は驚かれたかもしれませんね。
精神とか魂とかの話はすぐに腑に落ちることではないと思うので、ちょっとずつご紹介していきます。
ここでわたしが言いたいことは、
「子ども自身の性格は生まれつき差があるので割り切りましょう!」
ということです。
自分が母子家庭になったことを強く嫌だと感じ、裕福な家庭の友達と自分をどうしても比べてしまい悔しがったり悲しがったり、羨ましがったりしてしまう子どももいます。
一方、そんなことはあまり気にせず楽しく生きていく子どももいますよね。
さらに、悔しさをばねにして何かを成し遂げるというタイプの子どももいるでしょう。
そうした子どものタイプを親がどうにかしようと思うと自分が疲れてしまうので、
「子どもの性格だから仕方ない^^」
と割り切ってしまう方がいいんじゃないかなと思います。
子どもの物事の捉え方が自分の好みではなかった場合、
「人と比べても仕方ないでしょう」
「両親がどちらもいない子どもだっているのよ」
「悔しかったらお勉強で頑張りなさい」
などと言いたくなってしまいますが、言ったところでそう簡単には解決しないですよね。
子どもが母子家庭であることをどんなふうに捉えても、それを受け入れるしかないと割り切った方が子どもも自分も苦しまなくてすむと思います。
もちろん、自分の意見や考え方は素直に子どもに話します。
けれど、子どもがどう感じるかを親がコントロールするのは不可能ですから、話してくれたらそれに対して正直な気持ちを口にするだけでいいのではないかなと今は思います。
【わたしの胸が痛んだときのこと】
息子が中学生になったときのことです。
入学してほどない頃、わたしが帰宅するといつもと違う雰囲気の息子がいました。
「母さん、僕のことをJC(青年会議所)とかあちこちで話さないで」と言った息子は、悔しそうに涙を流しました。
めったに泣かない息子なので、わたしは混乱して胸が痛みました。
何があったか尋ねてもしばらくは話してくれなかったのですが、「何のことかわからないと、母さんもどうしたらいいのかわからない」というと、息子は話しはじめました。
同じクラスになった男の子の中に、別の小学校から来た子がいて、息子は彼のことをまるで知らないのに相手は「おまえの秘密は知っている!」と口にして、息子が母子家庭であることやわたしが自営業をしていることをみんなの前で発表したのだそうです。
名前を訊くとそのお子さんは、わたしが所属したばかりの地元の団体「羽生青年会議所」のメンバーの息子さんでした。
中学校という新しい環境でこれからみんなと友達になろうというときです。誰もが緊張しているときに知らない男子にそんなことを言われたらそれはショックですよね。
息子はとくに母子家庭であることを秘密になんてしていないのに「おまえの秘密を知っている」などと言われたことも悔しくてショックだったようです。
わたしは、日ごろあまり感情をあらわにしない息子が泣いていることでとても悲しいし、わたしのせいでこうなったのなら本当にごめんなさいということを伝えました。
そして、すぐにその子の父親にその出来事をメールしました。
わたし自身青年会議所に入れてもらったばかりですから、話をしたことはあっても性格まではよく知らない男性です。緊張しました。
すると、「わかりました。息子に尋ねてみるので少し時間をください」という、とても冷静なメールが返ってきました。
すぐにやたらと謝るのでもなく、「うちの息子はそんなことしない!」と怒るでもなく、ちゃんと自分の息子からも話を聞いてみるというメールにわたしはとても安心しました。
その日のうちに父親から電話をいただきました。
「すみませんでした。確かにおっしゃるとおりのことをしたそうです。息子は、金子くんの友達になりたかったんだそうです。風船屋さんの金子君のお母さんと自分の父親が知り合いだということを自慢したかったんだそうです」落ち着いた対応でしたし、わたしと息子を立ててくれて恐縮しました。
翌日、男の子は息子に謝ったそうです。落ち着いた大人の対応をしてくださったので、わたしと会議所メンバーの父親も、息子とその男の子もその後ぎくしゃくすることなく普通に接することができました。
後にも先にも息子が「母子家庭で嫌な思いをした」ということはわたしが把握する限りこれだけです。
でもきっと、この他にも嫌なことはたくさんあったのだろうし、それを嫌だと捉えたのかどうかはわたしには知り得ません。
子どもは、というよりわたしたち人間はみんな自分が育つ環境でそこから何かを学ぶしかないのですよね。
自分もそうですし、子どももそうです。
うまく言葉にできなくてもどかしいですが、諦めるというのとも違って、そういうものだというか…。
さて、ちょっとスピリチュアルなお話をしますね。
前の章に出てきた、精神レベルというのは、魂のレベルということです。
わたしは、人は生まれ変わると信じています。といっても、ふだんそんなことを考えて生きているわけではないのですが(笑)。
そう考えたほうが楽になれる、と思っています。
今生(現世)では、息子はわたしの子どもとして生まれてきました。
けれど、わたしよりも何度も生まれ変わっているためにわたしよりもたくさん学んでいて、魂のレベルは上なのですね!
このことは話し出すと長くなるので、他の記事でもまた書いていきますね。
2. 母子家庭が貧困に陥らないためにできること
2-1. 自分が信じられるスピリチュアルな考え方を身につける
母子家庭が貧困に陥らないために、
今すぐできることはスピリチュアルな考え方を身につけること
だとわたしは思います。
たとえスピリチュアルなことを信じなくてもいいのです。
矛盾していると思うかもしれませんが、考え方だけでもいいから身につけると、現実社会で生きることが楽になるため気持ちが落ち込まずに明るく生活できます。
気持ちが明るければ、働くことができますよね。
先ほどお話したように日本では最低賃金が決まっていますから、働くことができれば(シングルマザーの場合少々長時間働くことになるかもしれませんが)、貧困に陥ることはなくなります。
さらに、前向きな気持ちで働いている人は必ず上の立場の人の目にとまります。時給が上がる、アルバイトから正社員になる、他の仕事に引き抜かれるなど必ず良くなる方向へ進みます。
そうしたチャンスに恵まれなかったとしても、前向きに仕事をしていれば、自分でノウハウを身につけて独立開業するなど必ず豊かさへ近づく方向に向かいます。
同じ出来事があっても、それをどう捉えるか、どう解釈するかで気持ちは明るくもなれば暗くもなります。
あまりに暗く落ち込んでしまえば仕事をする気力もなくなりますし、暗い気持ちで無理に仕事をしていても良い結果にはなりませんよね。
とにかく明るい気持ちでいることが豊かさにつながるということは理解していただけたでしょうか。
【スピリチュアルなことは科学的にも証明されてきています】
脳科学や量子物理学が発達したために昔だったら「オカルト」といわれて不気味がられていたことが証明されたり、理解されたりするようになっています。
・量子物理学では・
量子物理学では今のところ、素粒子がもっとも小さな単位とされています。わたしたちの身体も、あなたが今見ているパソコンやスマートフォンの画面も、地球上のすべての物質は同じ素粒子からできています。
そしてその素粒子は、観察者がいるときといないときでは違う動きをすることがわかっています。わたしたちの意識が向いている実験と向いていない実験では結果が違うのです。
望んだものが形になるという仕組みも、こうしたことと関係があるはずです。
興味のある方はこちらの動画をどうぞ
・脳科学では・
脳科学でも願いが叶う仕組みがわかってきています。
自分が願う肯定的なことを口に出して宣言することをアファメーションというのですが、昔なら「願いを口に出すだけで叶うなら苦労はしない」と思われてしまったはずです。
しかし現代では、多くのコーチング法にアファメーションは取り入れられています。アファメーションを繰り返すことで潜在意識が書き替えられ、現実としてそれを達成することができるのです。
脳がどのような仕組みで働いているかがわかってきたことで、以前なら信じられなかったこともどんどん信憑性が増しているのですね。
2-2. 引き寄せの法則を理解する
引き寄せの法則を理解しておくと、心の持ちようが変わるので生きやすくなります。
「引き寄せの法則」が世界的に注目されたのは、2006年にロンダ・バーンが制作したDVD「ザ・シークレット」がきっかけといわれています。
ここでは知名度の高い「引き寄せの法則」という言葉を総合の意味で使っていますが、「宇宙の法則」を大きく3つに分けたのが「引き寄せの法則」 「意図的な創造の法則」 「許容し可能にする法則」ともいわれていて、ザ・シークレットでは「意図的な創造の法則」「許容し可能にする法則」を中心に紹介されています。
当時の浅見さんは「引き寄せの法則」という言葉はつかっていませんでしたが、内容的には「自分の願いを叶える方法」について書かれていて、「ありありとイメージする」などの方法は「ザ・シークレット」とよく似ています。
浅見帆帆子さんの願いを叶える方法は、
1.「こうなりたい」「こうしたい」という自分を、映画を見るようにハッキリとイメージする(これが思いの型になる)
2.精神レベルを上げるような(感謝をする、掃除をする、明るく挨拶をするなどごく一般的に理解されている「行いを良くすること」です)生活をしていく(これが思いの型に入る中身になって願いが叶う)
という感じです。
最初に読んだときは「へ?」という、信じられない気持ちでした。けれど、実践すればするほど本当だと思えるのです。
ザ・シークレットの方は、「行いを良くする」というような言い方をしていませんでしたが、自分が不機嫌になるとさらに不機嫌になるような出来事を引き寄せてしまう、というような表現をしていました。
15年近くこうしたスピリチュアルな考え方を実践してきた今のわたしが感じるのは、
願いは変わらなければ結局いつかは叶う
ということと、
叶うまでの時間が短いか長いかというだけ
(長い場合は死ぬまで叶わないということもある)
ということ、そして
願いを持ってから叶うまでのタイムラグをなくしていくためには精神のレベルを上げる必要がある
ということです。
ちょっと調べるだけで、びっくりするほどたくさんの「引き寄せ」関連の書籍がありますから、図書館で借りるなどして読んでみてください。
自分にしっくりくる考え方や言い回し、読みやすくて心にすっと入り込んでくる文章などがあれば、それを何度も読むことをおすすめします。
本が苦手な方は、ザ・シークレットのDVDがおすすめです。
2-3. 必ず守られていると信じる
シングルマザーになるかもしれない、あるいはすでになっているあなたは今、不安でいっぱいなのではないでしょうか。
そのために、この記事にたどり着いたのではないかと思います。
どうか安心してください。
今、目の前に頼れる人が誰もいなくても、あなたは絶対に守られています。
あなたを愛する人が今は近くにいないかもしれません。
それでもあなたは愛されているし守られていると信じてください。
自分が信じていた結婚が壊れそうになったり壊れたりした今は、気持ちが不安定になって当然です。
今は不安で寂しくても、それでも、神様はあなたを愛しています。
あなたはこの先、たくさんの人に愛されるようになります。
だって、今「愛されたい」と強く思っているあなたは、あたりまえに家族や友人に愛されている人よりも、愛されているという感謝の気持ちを持てるようになりますから。
そんな人を神様も周囲の人も放っておきません。
【わたしの経験から】
わたしの結婚観については他のところでも書いていますが、とにかく結婚相手に頼りたくて守ってほしくて、という気持ちが強くありました。未熟だったと思います。
けれど、それには背景もありました。誰もが様々な環境で育って大人になりますから、誰もがその人特有の考え方の癖のようなものを持っていると思います。
離婚の言い訳をしているみたいになることを覚悟の上で、わたしの背景をお話してみますね。
わたしの父は北海道の出身です。戦後まだ日本全体が成長し始めた頃、あまり豊かではなかった父や父の兄は、定時制高校へ行くために自衛官になりました。
その後、いくつかの仕事を経て一般企業へ転職した父は転勤族になります。
わたしは生まれてから小学校入学までに3,4回引っ越しをしていますし、小学校は転校しています。
故郷といえる場所がないわたしにとって、父のいる場所が帰る場所という感じでした。
母親はわたしの兄ばかり可愛がる偏った人でしたので、子どもの頃のわたしにとって頼れるのは兄とわたしを平等に愛してくれる父だけでした。
そんな父は難病になり、わたしが19歳のときに他界しました。
(父の難病についてはこちらの記事に書いています)
わたしは帰る場所を失ったと感じました。
スピリチュアルな考え方などまだ知りもしない頃です。
初めておつきあいした男性に頼りたくて、自分の家族と帰る場所が欲しくて結婚しました。
もちろん当時は彼のことが世界一大好きでしたし、自分にできることは何でもしようと思っていましたし、実際に結婚後はそうしました。
今振り返ると、旦那さんだった人は短気なところがあったりわたしとはお笑いの趣味が違ったりしました(笑・これ重要ですよね!)が、とても良い人だったと思います。
わたしが未熟だったためにおかしなところにこだわったり、異常に頼りたがったりしていましたから、まだ若かった彼にとっては重荷だっただろうと思います。
旦那さんに好かれたくて、わたしはその時の自分にはできなかったことをたくさんしました。
超がつくほどの方向音痴で運転もへたくそだったのに、毎日高速道路をつかって観光地へ営業に行くお仕事をするという無謀なチャレンジもしました。
その後子どもができてから、なんの因果か旦那さんに転勤の辞令がでました。自分もまた転勤族になったのです。
引っ越しはすこしも嫌ではありませんでした。知らない土地へ行くのは不安より楽しさの方が大きかったです。
転勤族では長く働ける職場を探すこともできませんが、のんびり甘えて子育てするほどの収入がなかったこともあり深夜のラーメン店のホール係や引っ越しの梱包作業員としてアルバイトしました。
あれもこれも自分が決めてやっていたことなのに、「家事も仕事も育児も全部自分がやっているってどういうこと?!」っていう気持ち、「頼りたいのに頼れない」という気持ちがふくらんで、離婚に至りました。
わたしが離婚の報告へ母のところへ行った時の第一声は
「帰ってきてもらっても困るから」
でした。
帰る気なんてさらさらなかったですけれども。
母親はそういう人だとは思っていましたけれど、
「そこまで言う!」って感じでした(笑)。
【家族の縁が薄い人にはなぜか他人が親切にしてくれるみたいです】
そんなわけで、わたしもあなたと同じようにとても不安定な気持ちでした。
もしあなたがわたしと違って離婚後に自分の実家が受け入れてくれるようなら、遠慮せずに甘えた方がいいと思います。環境は人それぞれなので、その環境の中で幸せになることが大切だと思うので。
わたしのように家族を頼ることができなくて寂しい思いをしている人は、他の人をうらやましく思ったりしてしまいますよね。
「離婚しても、家族が温かく迎えてくれる人たちなら良かったのに」と思っている人も多いのではないでしょうか。
今のわたしが言えることは、
家族の縁が薄い人はその分神様がちゃんと他人との良い縁を用意してくれている
ということです。
ほんとうにいい人たちと出会えますよ。
他人の優しさは本当に心に沁みますから、
家族なんて名前ばかりのものだな、なくたって平気だな
っていう気持ちになります。
でも、今のあなたにはそれが見えていないから不安なんですよね。
大丈夫です。神様はそこまでひどい人じゃないです。あ、もともと人じゃないか・笑。
あなたがすべきことは、いい人たちに出会うそのときまで、明るい心を保つことです。
必ずいい人に出会えるから、どうか心を病んだりなげやりになったりせずに、信じていてくださいね。
シングルマザーにこそレジリエンスを高めてほしいという記事はこちら(リンク)
2-4. 頼らないことでトラブルを避ける
離婚後、不安から逃げたくて誰かを頼ろうとするとトラブルを引き寄せてしまいます。
かなり大変なことなのはわたしも経験からわかっていますが、
しばらくは誰にも頼らない!!
っていうふうに気持ちを強く持ってくださいね。
誰かに頼りたいという気持ちのときには、同じレベルの人を引き寄せてしまうのです。
それを恋愛と勘違いいて再婚してしまうと、結婚後にはお互いに「こんなはずじゃなかった」と感じていずれまた離婚することになってしまいます。
あなたにとっても子どもにとっても、それはまさに望まないトラブルですよね。
今の不安定な状況から逃げたい気持ちもよくわかります。わたしも同じだったと思います。
でも、神様もわたしも応援しますから、あと一歩頑張って欲しいです。
逃げるように恋愛しても結婚しても、あなたも子どもも幸福にはなれないと思います。
自分が「ひとりでも大丈夫、子どもを育てていける」と思えて、さらに心の奥から「今の自分は幸せだな」と感じるようになったら、幸せなことをどんどん引き寄せるようになります。
出会う男性もレベルの高い人になります。あなたが依存しようとしていないのですから相手も同じということです。
あなたが恋愛を望むなら、「ひとりでいても幸せだけれど、この人といるともっと幸せ」とお互いに思い合える人と恋愛ができるようになりますよ。
もちろん、「ひとりでいても幸せだし、子どものことを考えたら今は恋愛しなくてもこのままでいい」とあなたが望むなら、そのようになります。
その場合は、恋人や夫にならなくても本当に信頼できる友人や仕事仲間などができるはずです。
どちらにしても、あなたは幸せになれます。
これは先ほどもお話した宇宙の法則の「引き寄せの法則」で、同じ波動を持ったものは引き寄せ合うということです。
この考え方を採用すると、かなり自分が楽になります。
誰かを悪く思ったり言ったりしそうになったら、「そういうことをこれ以上引き寄せたい?」と自分を止めることができるようになるからです。
「ネガティブな考えは低い波動なので同じような低い波動の物事を引き寄せる」と考えられるようになれば、誰でもトラブルは避けたいですからネガティブな考えを捨てますよね。
逆に、ささいなことにも幸福を感じて喜んでいればそれと同じ高い波動の嬉しい出来事を引き寄せるのです。
そう考えたら幸せを探し始めるようになりますから、気持ちも明るくなるのです。
3. シングルマザーの働き方:貧困回避のために
ここからはすこし具体的に、働き方について考えてみたいと思います。
母子家庭が貧困を回避するために、具体的にどのような働き方ができるのでしょうか。
3-1. 支えてくれる人がいるなら正社員・公務員
子どもが病気をしたときには自分の親や信頼できる人が預かってくれるというように、支えてくれる人がいるなら、正社員になると安心です。
年齢によっては、公務員になれることもあるので興味があるなら調べてみましょう。
やはり時間給で働くのと違って収入は正社員の方が圧倒的に高いです。
福利厚生もしっかりしていますし、先ほど話したように自分が「ひとりでも大丈夫」になって幸福な恋愛を望んだときも、安定した人に出会える可能性も高いです。
ただし、仕事の責任は重くなります。
子どもが小さいうちは熱を出しやすく病気がちですよね。
たとえ保育園に預けて働けるとしても、子どもの病気のためにいつ仕事を急に休んだり早退したりするかわからないというのは会社にとっても一緒に働く同僚や上司にとっても困りものです。
3-2. 選択肢に自営業も入れてみて
自分が育った家庭が公務員や会社員だった場合、自営業という選択肢を持たない女性もいるようですが、母子家庭には向いている働き方だと思うのでぜひ選択肢に入れてみてください。
母子家庭というのも子どもが18歳までのことなので、今息子が21歳のわたしはすでに母子家庭ではないのですが、まだ大学生の息子はわたしの扶養家族です。
わたしの場合、支えてくれる人がいなかったので子どもが病気のとき会社を休むという働きにくさも気になりましたし、子どもとできるだけ一緒にいたいというのもあって自営業という働き方を選びました。
自営業のメリットなどはこちらの記事に書いてあります。
「母子家庭の生活費|シングルマザーになるかもしれないあなたへ」(リンク)
お勤めだとこういう人から逃げにくいので要注意!!
4. あなたに必要な人には必ず出会えます
母子家庭が貧困に陥らないようにするための記事を書きたかったのですが、なにか少しでもあなたのお役に立てたら嬉しいです。
具体的なことはその人の環境によってとても違うので、
スピリチュアルな考え方をすることで貧困を避けていこうね
という内容になりました。
風船業を始めてから、営業は自分自身でしてきました。
たくさんの良い人たちに出会い、たくさんのお仕事をちょうだいしてきました。
息子が小学1年生のときのことです。
わたしは自分自身も考え方について勉強中だったので、自分が知ったことはいつも息子に伝えていました。
あるとき車の中で
わたし「コップに水が半分あるとするでしょ?」
息子 「うん!」
わたし「その水を見てね、『もう半分しかない』って思う人と、『まだ半分もある』って思う人がいるんだよね」
息子 「ぼくは『おかわりすればいい』って思うけどね!」
このときわたしは偉そうに、「同じ出来事も見方によって違うから、ポジティブに『まだ半分もある』って思った方がいいんだよ」というようなことを息子に教えようとしたのですが、自分が想像もしていなかった答えをもらってとても驚きました。
当時お客様になっていただいたばかりの、当時(株)もしもん(今は世界一長い名前の会社になっています。詳しくはこちらの記事を)の栗原社長にメールして「さっき息子がこんなこと言いました!」と伝えたら「すげえ天才!」と返信があったことを覚えています。
息子の成長やちょっとした驚き、喜びを伝えられる人がいて、短いメールでもこんな反応をいただけて、ほんとうに嬉しい瞬間でした。
こんなふうに、たとえ家族の縁が薄くて
頼れる人がいなくて心細くても、
神様はあなたに必要な人をたくさんたくさん用意して待っていてくれます。
恋人や夫じゃなくても、話が一瞬で通じたり一緒に喜んでくれたりする人はできるのです。
あなたの未来にも、そんな人たちを神様が用意して待っています。
ただし、気持ちを明るく持って自分の波動を頑張って上げておくことと、行動しないことには出会えないしくみになっているみたいです。
さて。最後に言い切ってしまいましょう!!
波動を上げて、するべきことをしていれば母子家庭でも貧困にはならないです。
ほんとうです。
スピリチュアルな話をあまり知らない人にとっては、
「神様」とか「波動」とかいわれるとなんだか怪しいと思ってしまうかもしれませんが…
あなたに「なるほどね!」と思ってもらって実践してもらえるように、
これからもわたしの経験をご紹介していこうと思います。
長い記事を読んでいただき、ありがとうございました!!
質問にはできる限りお答えします。遠慮なくお問い合わせくださいね。
また他の記事でおめにかかりましょう。