こんにちは!キャリアコンサルタントの金子めぐみです。
今回は、「仕事が楽しい!面白い!」と言える女性になりたいよね、というお話です。
わたしの世代(今48歳です)の女性は、結婚して会社を辞める人も多く「寿退社」という言葉や、結婚までのとりあえずの仕事という意味で「腰かけ」という言葉があるくらいでした。
結婚で辞めなかった人も、妊娠や出産を機にいったん仕事を辞めるという人がとても多い時代だったのです。
今は、女性も一生を見据えて就職活動をする人が多く、結婚や出産にかかわらず仕事を続ける人が多い時代になりました。
それは一見、女性が活躍しやすい社会に見えるかもしれませんが、一方では「仕事をしていない女性」は半人前に見えてしまうからと「嫌でも仕事を続けなくてはならない」環境をつくっているようにも思えます。
わたしは「キャリア」というのは、仕事を辞めると断ち切られてしまうものではなく、一人の人の人生と共にずうっと続いていると考えています。
仕事を辞めて家事や育児だけをするのだって、「家事」「育児」のスキルがアップしているのですから立派なキャリアだと思うのです。
…ええと、これはあくまでも個人的な意見です。
さて。わたしの意見は置いておいて、と。
多くの女性が、
働きたくても働きたくなくても
働いている現代
どんな女性もみんな「仕事が楽しい」って思えたらいいなと思います。
だって、フルタイムなら1日のうちの8時間もの時間仕事をしているのだから、人生の大きな部分を仕事にもっていかれてしまっているのです。
「仕事がつまらない」まま働いていたら、人生のほとんどが「つまらなかった」になってしまいますもの。
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さあそれでは、「仕事が楽しい!面白い!」と言える世界へまいりましょう!!
もくじ
0.「仕事が楽しい!」という女性の秘密
あなたは今、「仕事が楽しい!」と言えますか?
「仕事が楽しい!」と言える女性はどんな人だと思いますか?
医師や弁護士のようにものすごく勉強して、なりたかった仕事をしている人?
女優さんやアイドルのように有名になってちやほやされている人?
女流棋士やプロゴルファーのように、好きなことを仕事にできた人?
ちょっと例が特殊すぎましたね。
看護師や介護士のように直接人のお世話をして感謝されている人?
学校や幼稚園、保育園の先生のように子どもを教育している人?
パティシエールなどの調理人として美味しいものをつくる人?
じつは、「仕事が楽しい!」って言える人って、
職業で決まるわけではないみたいなのです。
では、どんな人なのかというと、
自分が選んだことに対して責任を持てる人
です。
職業の選択はもちろん大切です。
向き不向きもありますし、好き嫌いもあるでしょう。
けれど、それ以上に
「この仕事は自分で選んだのだから」
と言えるくらい、
ちゃんと自分で考えて納得してその仕事をしている女性は
「仕事が楽しい!面白い!」
と言える人です。
仕事が楽しい!面白い!と言える自立した女性の記事はこちら^^
そして、そういう女性は仕事が楽しくなくて面白くなくなったなら、自分で動くことができます。
社内での配属を変えてほしいと申告したり、転職したり、自営業をはじめたり…
すべて「自分が選んでしていること」だとわかっている女性は、文句を言いながらダラダラと今のつまらない仕事を続けたりはしないのです。
「今の仕事が嫌になってしまったなら行動を起こせる人」だから、
「仕事が楽しい!面白い!」と言えるのですね。
1.「仕事が楽しい!面白い!」と思える理由とは
1-1.自分に向いていると実感できる
仕事の内容が自分に向いていると実感できるなら、その仕事を楽しい、面白いと思えますよね。
「仕事(job)」には、「業務(work)」に合わせて自分が考え出すものと、決められたことを与えられてするものがあります。
たとえば、自動車の営業マンなら業務として「自動車を販売する」があり、そのために「ショールームに来た人の接客をする」「リストを作ってDMを出す」「知り合いを紹介してもらう」などの「仕事」を上司や先輩や本に教えてもらったりして「自分が考え出して」行動にうつします。
一方、製造業での工場勤務のように「ここではこれをしてください」と決められていて、時間内はその「仕事」をするという「与えられてする」ものもあります。
どちらの場合でも、その「仕事」が自分に向いていなければ仕事は楽しくないですし面白くも感じられません。
1-2.人の役に立っていると感じられる
自分がしている仕事が人の役に立っていると感じられることも、仕事が楽しい、面白いと感じることにつながります。
ただしこれは、業務内容によってそう感じられる仕事とそうではない仕事があるというより、感じ方にかなり個人差が大きいとわたしは思います。
たとえば、今増え続けている老人介護施設や老人福祉施設などに勤務する方は直接人に接している仕事なので「人の役に立っている」と感じられそうに思えます。
でも、その仕事が「人の役に立っている」と誇りを持ってプロとして仕事をする人もいれば、「人の役に立っている」とは感じられずにいつもイライラしながら仕事をしている人もいますよね。
逆に、たとえば道路工事のように直接誰かのお世話をしているのではないとしても、「自分が作る道路は人の役に立っている」と感じる人もいるでしょう。
1-3.高収入を得ることができる
高収入を得ることは誰もが好きだと思いますので(もちろんわたしも・笑)、高収入の仕事は仕事が楽しい、面白いといえるかもしれません。
けれど高収入を得ていても「仕事があまりにも忙しくて精神的にキツい」「自分の時間がまったくない」という状況では心を壊してしまう人もいますよね。
お金に関する感じ方は人によってもちろん違いますし、一人の人の人生でも時によって変わるものだと思います。
1-4.好きなこと、もの、人とかかわっている
好きなこと、好きなもの、好きな人とかかわっていると仕事が楽しい、面白いといえます。
わたしの場合、小さなころから風船が大好きで、お祭りでは父に「あれが欲しい」と風船を膨らませているガスボンベを指さしていたそうです。
中学生になっても高校生になっても、浮いている風船がなぜだかずうっと大好きで(おそらく前世はアメリカ人だから・笑)、もらえるなら必ずもらいましたし、高校生になってからもお祭りで浮いている風船を父親に買ってもらったことを覚えています。
ですので、風船業で起業した後はたくさんの困ったことや嫌なこともありましたけれども、やはり「仕事は楽しい、面白い」ものでした。
最近テレビで見た番組で、アニメーターの方の劣悪な労働条件を放送していましたが、彼らはそれでも、「アニメを作る仕事は楽しい」と言っていました。
良いか悪いかは別問題として、
自分が大好きなことにかかわる充実感は労働条件を超えるのでしょうね。
仕事が楽しい!面白い!と感じることをはじめたいなら^^(リンク)
1-5.大切な何かを犠牲にしていない
仕事をすることで自分の大切な何かを犠牲にしていないことが、仕事が楽しい、面白いと言える人かもしれないと思います。
仕事を続ける女性が増えているとはいえ、女性にとって結婚や出産は人生の大きな転機ですよね。
ずっと仕事を続けたいと考えていた人が出産して赤ちゃんを見たら「仕事を辞めて育児に専念したい」と感じることもあるでしょうし、逆に、子どもができたら仕事は辞めようと思いながら働いていたけれど、仕事を辞めたくなくなるということもあるでしょう。
「仕事が楽しい!面白い!」と感じるために転機の前兆をキャッチする方法についてはこちら
仕事をすることで、その人の中で何か大切なものを犠牲にしていたらきっと、仕事が楽しい、面白いとは感じないのではないかなと思います。
2.どうしたら「仕事が楽しい!面白い!」になれる?
2-1.自分にとっての優先順位をはっきりさせよう
自分にとって今現在、何がいちばん大切なのか、どうしたいのか、しっかり自分と向き合ってはっきりさせると「仕事が楽しい!面白い!」に近づくと思います。
もちろん、自分の都合だけで決められない場合が多いのが女性のつらいところだとわたしも経験からわかってはいるのですが…
それでも、
自分の気持ちだけは自分がいちばん理解していてあげないと、人生楽しめないまま終わっちゃう
と思うのです。
仕事が楽しい!面白い!と言えるために知りたい「ほんとうの自分」についての記事はこちら
今、「仕事が楽しい!面白い!」って言えないなら、自分の心に尋ねてみてください。
「どうして楽しくないの?面白いと思えないの?」って。
これって、案外ひとりでは難しい作業なのだとは思うので、傾聴ができる人に頼んで一緒に心と向き合えるといいかもしれません。
2-2.自分のことをみつめなおす時間をつくろう
自分のことをみつめなおす時間をつくることで、仕事を楽しめるようになり人生が豊かになるのかなと思います。
育児中にアルバイトをすることになったときのわたしは、自分と向き合う時間を作っていなかったので、仕事だってかなり投げやりに選んでいました。
「歩いて行ける場所で、夫と子どもが寝ている時間の勤務」
というような基準で選んだ仕事が「楽しい!面白い!」なんて思えるはずないですよね。
時代によって環境もどんどん変わっていますし自分の考え方も変化し続けていますから、定期的に独りになれる時間をどうにかつくって、自分のことをみつめなおす時間を持ちましょう。
紙と鉛筆、30分だけあればできる「自分ひとりで自分の興味・情熱のありかを見つける方法」はこちらの記事を参考にしてみてくださいね!
仕事が楽しい!面白い!と思えるために活用できるパッションテストの方法はこちら(記事の途中にリンクしています)
3.「仕事が楽しい!面白い!」は自分しだい
3-1.転職で解決する人・しない人
転職することで「仕事が楽しい!面白い!」になる人と、転職しても解決しない人がいるように思います。
【転職で解決する人】
・なぜ転職するか、働き方をどう変えたいかしっかりとしたビジョンを持っている人
・今の職場が誰から見ても超ブラックな職場だという人
・今の仕事の中にもそれなりに楽しめる、興味を持てるところがある人
【転職で解決しない人】
・今の職場の人間関係から逃げたいだけの人
・職場が変わればすべて解決するはずと考えている人
・職探しのときに給料ばかりで比較している人
3-2.あなたにとっての仕事とは
さきほど「自分をみつめなおす時間をつくろう」と言いましたが、そのときにあなたにとっての「仕事」ってなんだろう、ということも考えてみてください。
きっと、「仕事が楽しい!面白い!」と言える日が近づくと思います。
わたし自身は「仕事はできればしたくない」と思っていたのですが、その理由は「家でゴロゴロしながら一日中ゲームとかして遊んでいたい」というわけではありません(笑)。
・自分が好きな家事を仕事にしたい
→家事ってクリエイティブだから楽しいから
・誰かに指示されて(あるいは命令されて)仕事をしたくない
→納得のいく指示ならいいけれど、意味不明の指示だと腹が立つから
・人間関係で嫌な思いをしたくない
→嫌な人と一緒に働くのは気分が悪いから
・時間給で仕事をしたくない
→一生懸命の人もそうでない人も同じ収入は納得いかないから
…こんなふうに、書き出してみるといろいろと出てくるわけです。
わがままと思えることも含まれていますけれども、自分のほんとうの気持ちなので今のわたしには大切に思えます。
自分を大切にすることって、ほんとうに大切です。
まずは自分ができるだけ楽しんで、幸せになっていいと思ってください。
自分をゆるさないと、まわりの人にも優しくなれないと思います。
自分をゆるす記事を書いたよ^^
自分のほんとうの気持ちを知ると、現実の社会ではどこかで妥協しないといけないところがあるなら「ここは妥協してもいいか」という部分がみえてきます。
自分と向き合って納得して妥協したのと、どこを譲ってどこを死守したのかはっきりせずに「あれもこれも嫌だなあ」と思いながら仕事をしているのでは、大きな違いがあることをわたしは何度も実感しています。
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3-3.同じ仕事内容でも感じ方は違います
仕事の内容が同じでも、「仕事が楽しい!面白い!」と感じるか「つまらない、つらい」と感じるかは違います。
それは、「人によって違う」のはもちろんですが、自分しだいでも違うのです。
ちょっとスピリチュアルなお話になります。
仕事の楽しさは、人間関係がうまくいっていないと感じません。
誰でもできる、人間関係を改善する方法をご紹介しますね。
朝いちばんに、「今日は誰かに親切をしよう!」とか「今日は誰かの良いところをみつけて、自然にほめよう!」とか思って仕事をはじめると自分から出る波動が変わります。
まだ親切にしていなくても、誰のこともほめていなくても、あなたから出る波動は上がるのです。
…楽ですよね、思うだけでいいのですから・笑
思うだけでも変わりますが、実際に行動するとさらに波動は上がります。高い波動は同じ波動のものを引き寄せるので、良いことが起こり始めます。
そうなったら、こっちのものです。
自分を棚に上げっぱなしの上司や、なんだか意地の悪い同僚などの低い波動と、あなたの高い波動とは格段に違うので相手はあなたに近づきにくくなります。
低い波動の人たちは本人が変わろうと思わない限り変わりませんし、彼らがやっていることも変わりません。
けれど、毎日あなたが波動を上げようと決めることで、今までは気になっていた彼らの嫌なことが気にならなくなる日が必ずきます。
…そんなに簡単なら苦労はしないわよ!という声が聴こえてきそうですが・笑
簡単でもないのですよ。
波動が高いまま、毎日良い気分で過ごすのって。
誰にでもできることではありますが、けっこう努力が必要です。
いちばん楽なのが「誰かを楽しませよう」とか「ほめてあげよう」とかです。
これは何も、嫌な相手を楽しませたりほめたりということではありません。自分の身の回りの人なら誰でもいいのです。
わたしはよく、物を購入したり、食事をしたりしてお会計するときにスタッフさんに一声かけます。
「きれいなネイルですね」「可愛い髪留めですね」「指が細くてきれいですね」など、その時「素敵!」と感じた部分を具体的にほめます。
(ほめるところがみつからないときは、わざとらしくなってしまうので無理しません)
今の若い女性はとても心が素直な人が多いので、にっこりして「ありがとうございます!」という方も多いですし、万が一気まずい雰囲気になっても会計が済んだらすぐにお店を出るので心配ないというメリットもあります。
わたしは「波動を上げよう」というチャレンジを続けているので、ここ数年、嫌な人と仕事をしなくてはいけないという状況に陥っていません
もしよかったら、試してみてくださいね。
4.仕事を楽しく面白くすると人生が大きく変わります
仕事が楽しくて、面白かったら、どんなに人生楽しいだろう?って想像してみてください。
楽しいことだからいくらやっても疲れないし、嫌にならないし…きっと新しいアイデアも出てくるだろうし、それをやってみるエネルギーもどんどん出てきそうですよね。
仕事が楽しくなったら、人生は大きく変わります。
わたしはそれを、実感しました。
この記事では何度か「自分と向き合って」とか「自分のほんとうの気持ちを知ってあげて」とかお話してきました。
それは、お仕事を楽しいと思う気持ちが「自分軸」でないと、心から楽しい!面白い!と言えないからです。
わたし自身は日記代わりとして何かあったときや考えたときにブログをたまに書くくらいですが、今の若い女性(若くなくても、かな?)たちは毎日のように(一日に何度も?)ツイッターやフェイスブックやインスタグラムなど忙しそうですよね。
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そうした世界では、ちょっと背伸びしたり、幸せなふりをしたり、お部屋の中の散らかった部分は写さなかったりしてもいいかもしれません。
でも、お仕事だけは「誰かに良く見られたい、うらやましいって思われたい」という「他人軸」で決めるのはダメです。
だって、お仕事はあまりにも長い時間ですから。長い長い時間、自分に嘘をついているなんて、自分を大切にしてなさすぎです。
あなたが自分軸で選んだお仕事をして
「他人から見たらカッコ悪い仕事かもしれないけど、私はこの仕事が好き!お仕事楽しい!」
「誰(大好きなダーリンでも)に何を言われても、私はこの仕事辞めませんから!だって楽しいし面白いから!」
そう言える日が来ますように。
わたしがほんの少しでも、そのお役に立てるといいなと思います。
長い記事を読んでくださって、ありがとうございました。
また別の記事でお目にかかりましょう。