こんにちは!!キャリアコンサルタントの金子めぐみです。
今回は、自分を大切にする生き方についてのお話です。
あなたは、自分を大切にしていると言えますか?
わたしは、今でもまだそこへ向かっている途中かもしれないなあと思うことがあります。
どんなことでもそうだと思うのですが、
「自分を大切にしている人」
と
「自分を大切にしていない人」
の2種類がいるわけではなくて、
グラデーションでずる~っとつながっているのですよね・笑
自分を大切にすることのメリットってたくさんあります。
あらためて自分の生き方を見直して、自分を大切にする生き方をしたいものですね。
それでは、自分を大切にする生き方ができる世界へまいりましょう!
もくじ
1. 自分を大切にする生き方とは
1-1. 自分のすべてを肯定している
自分を大切にする生き方とは、自分のすべてを肯定している生き方です。
頑張っている自分
努力を続けている自分
夫(彼)に愛されている自分
友達がいる自分
人にうらやましがられる仕事をしている自分
こうした自分だけを受け容れて肯定するのではなくて、
失敗してしまった自分
環境に恵まれなかった自分
好きな人に愛されない自分
コンプレックスのある自分
人に見下されているかもしれない自分
こんな自分も受け容れて肯定できる自分になること。
うっわ~。
自分で書いておきながらですが、それって難しいですね。
1-2. やりたいこととやりたくないことをハッキリさせている
自分を大切にする生き方とは、やりたいこととやりたくないことをハッキリさせていて、やりたいことをしている(できるように努力している)生き方です。
自分はどうなりたいのか、どんな自分でありたいのかをハッキリさせずにいると、自分が今やりたいことが自分の本心なのか、それとも人にうらやましがられるためにやりたいのか、わからなくなってしまいます。
他人の評価ではなくて、自分が心からやりたいこと、やりたくないことをハッキリさせることから自分を大切にする生き方が始まるのかもしれません。
1-3. 人間関係は自分が決めている
自分を大切にする生き方とは、自分の人間関係は自分が決めていると意識している生き方です。
アドラー心理学で有名なアルフレッド・アドラーは、「人間の悩みは全て対人関係の悩みである」といっています。
このことを前提とすれば、人間関係の悩みをなくしていけば、自分を大切にする生き方ができるということですよね。
本来ならば不要な悩みを生み出すような人間関係なら、勇気を出して距離を置く行動を取ること。
自分にとって価値のある人間関係を大切に育てること。
流されるままに生きていると、人間関係も環境任せになってしまいます。
自分の環境、人間関係もできる限り自分が決めていけるようになりたいですね。
2. 自分を大切にする生き方ができると
2-1. 心が満たされて幸せを感じる
自分を大切にする生き方ができると、心が満たされて幸せを感じることができます。
自分のことを認めて肯定しているので、罪悪感がなく、いつでも許されている意識で過ごすことができるからです。
「心が満たされて幸せを感じる」なんて、すごく理想的な状態ですね。
わたしにはそんなときがあるのかなあ?
って考えてみると…
う~ん、すべての面で幸せ、っていうことは、ないかな。
でも、うすぼんやりと「はあ~幸せ」って思うことはときどきあります・笑
飼い犬のラッキーをなでているときとか…
美味しいものをつくっているときとか…
空気のいい場所で深呼吸したときとか…
お風呂の湯船に浸かったときとか…
そうか、幸せを感じることをたくさんしていくことも、自分を大切にする生き方につながるのですね。
あなたの「はあ~幸せ」ってなんですか?1日の中で1回でも多く感じられたらいいですよね^^
2-2. ほかの人を本当の意味で大切にできる
自分を大切にする生き方ができると、ほかの人を本当の意味で大切にできるようになります。
自分を大切にする生き方ができていれば、むやみに他人からの愛を欲しがらなくてすみますから、
「私も愛するからあなたも愛して」
「愛してくれるなら愛します」
というような交換条件なしで人とつきあえるからです。
これって、恋愛だけではなくて友情や育児にもいえますよね。
自分を大切にしていないと、友達や子どもに何かしてあげたときに無意識のうちに見返りを求めてしまいます。
逆にいえば、見返りがなさそうなら何もしてあげない、ということになりますね。
自分を大切にして、満たされているからほかの人に与えることができる…
こうして書いていても、難しいことだなあと感じます。
2-3. 人間関係の悩みが減る
自分を大切にする生き方ができると、人間関係の悩みが減ります。
自分のすべてを認められる生き方ですから、他人の承認を欲しがることがないので、人との関係で悩むことがなくなっていくのですね。
今、あなたのお仕事上の悩みって何でしょうか?
多くの人は、人間関係の悩みをトップにもってくるのではないかなと思います。
自分を大切にする生き方をするなら、仕事選びの際には人間関係を予測したり、できることなら観察したりできるといいですよね。
でも実際には難しいことが多いでしょう。
だとしたら、人間関係を自分が決められる仕事を選べる自分になることです。
会社を経営するとまた、従業員との人間関係に悩むのかもしれませんが、自営業、フリーランスなら仕事相手を選ぶことができます。
わたしは今、こうして自分のサイトをつくることや風船業もしているので、ライティングのお仕事は積極的に営業するということはありません。
けれど、これまで真面目にやってきているからでしょうか、ネット上のクラウドソーシングでは自分からお仕事を探さなくてもお声かけいただけます。
ほぼ毎日1件はお問い合わせいただくのですが、一方的に自分の要望だけを伝えてくる人や、報酬の話抜きで依頼してくる人など、本当にいろいろな人がいます。
わたしはランサーズというサイトを使ってこれまで200件弱のお仕事をしてきましたが、相手を見極められずお仕事をしてしまいトラブルになったのは1件のみです。
自分を大切にする生き方につながる働き方・ランサーズについての記事・体験談はこちら(リンク)
つまり、99%以上の相手が良い人で、お互いに満足する結果になっているのです。
これはお仕事相手を自分で選べるフリーランスの大きなメリットだとわたしは感じています。
自分を大切にする生き方・フリーランスになりたい方に向けての記事はこちら(リンク)
ランサーズでトラブルになったときは、体験したことをリアルに伝えるというお仕事内容が魅力的で、依頼してきた相手の人柄を読み取ろうという意識がなかったことを自分でもよく覚えています。
それ以降は基本的にはいつもお仕事をくださる方とお仕事をして、スポットで依頼される場合には文章から人柄を判断できているので、人間関係に関してはストレスフリーです。
自分を大切にする生き方のためのストレスコーピングの記事はこちら(リンク)
先ほどもご紹介しましたが、アドラー心理学の考え方では「人間の悩みは全て対人関係の悩みである」としています。
人間関係が自分の望むものになれば、ストレスもなく自分を大切にする生き方ができるとわたしも思います。
2-4. ほんとうになりたい自分になれる
自分を大切にする生き方ができると、ほんとうになりたい自分になることができます。
先ほども人間関係についてお話しましたが、人それぞれ、望む人間関係って違いますよね。
わたしの場合は、子どもの頃からあまり集団で行動することが好きではなかったです。
中学生になると、部活動の先輩に「先輩こんにちは!」って廊下であいさつしている人たちを見て「なんだか上下関係って苦手」と思い、帰宅部になりました。
でも、人によって体育会系の上下関係はきちんとしていていいと感じる人もいるでしょうし、チームで何かを成し遂げるという感動がたまらなく好きという人もいるはずです。
自分を大切にする生き方ができれば、人からの評価や条件ではなく、そうした自分の性格に合わせて仕事を選ぶこともできます。
大きな会社の一員としてチームでプロジェクトを成功させることに充実感を覚えたり、上下関係のハッキリした会社で上を目指したいと考える人はそうしたところを。
一人でコツコツ作業をしたり、アイデアを出したりする方が好きという人は、作業所や製作所を選んだり、自営業、フリーランスなどの働き方を。
人生の中で長い時間を過ごすことになる仕事で自分らしく働くことができなければ、プライベートだけで「なりたい自分」になっても充実感は少ないはずです。
自分を大切にする生き方ができる人は、仕事上でも「なりたい自分」になれるのですね。
自分を大切にする生き方をして思い通りにならない人生をやめるための記事はこちら(リンク)
自分を大切にする生き方をするために自営業を始めたい方への記事はこちら(リンク)
3. 自分を大切にする生き方をするには
3-1. 自分を認めて肯定する
自分を大切にする生き方をするには、自分を認めて肯定することが大切です。
わたしがカウンセリングをしていて感じるのは、自分を認めてあげられていないということに本人が気づいていないこともあるということです。
先日カウンセリングした方も、良いところがたくさんある魅力的な方なのに、以前働いていた会社の人に「仕事に対する意欲が見られない」「あいさつが暗い」などと言われたことを気にして自己肯定感が下がっている女性でした。
周囲の人に注意をされたら素直に受け止めることは大切だと思いますが、それはその人の主観であることを忘れないでいてほしいなと思います。
だって、すべての人が同じように感じているわけではないですよね。
物静かで上品な人だと感じている人もいるかもしれませんし、思慮深くて慎重に仕事を進めるタイプの、仕事に対する意欲のある人だと感じている人もいるかもしれません。
他人の意見に振り回されていると自分を大切にする生き方はできません。
やっぱり、自分がいちばん自分の味方でいてあげてほしいですし、自分のいいところをたくさん見つけてほしいと思います。
自分を大切にする生き方をする自分に変わりたい!という方への記事はこちら(リンク)
この記事の下に出てくる無料講座「神様からの宿題」では、自分の価値をみつける宿題も神様から出されますので、興味のある方はお申し込みくださいね。
3-2. やりたいこととやりたくないことをハッキリさせる
自分を大切にする生き方をするには、やりたいこととやりたくないことをハッキリさせる必要があります。
わたしがおこなっている有料講座の「ほんとうにやりたい仕事をみつけるための3か月講座『 The First Step はじめの一歩』」では、カウンセリングの時間を有効につかいたいので、事前にヒアリングシートを提出していただいています。
ヒアリングシートの中でやりたいことを尋ねると、クライアント様によっては、いくつかあってハッキリしなかったり、まったくわからなかったりということもあります。
または、本当の自分の本音ではなくて、周囲の人からの評価や称賛が欲しくて選んだことだったりもします。
じつは「やりたいこと」って、いきなり訊かれても難しいのですね。
そんなときは、「ぜーったいにやりたくないこと」を書き出すといいですよ。
やりたくないことならどんどん書けますから。
わたし自身も、風船業を始めたばかりのころは不安だったのでたくさんの本を読みいろいろなワークをしていましたが、この「やりたくないことを書き出す」ことは自分の本音を知って受け容れる上でとても役立ちました。
無料講座「神様からの宿題」でも詳しく書いていますので、興味のある方はお申し込みください(あれ?さっきも言ったような・笑)。
3-3. 人間関係を自分で決める
自分を大切にする生き方をするには、人間関係を自分で決める覚悟が必要です。
以前「アサーション」という、自分の意見をさわやかに相手に伝える方法についての記事を書いたとき、参考にするために読んだ本にもあったのですが、自分が「なんだか嫌だな」「気が進まないな」というときには、誘いを断ってもいいのです。
自分を大切にする生き方のためのアサーションについての記事はこちら(リンク)
4. 自分を大切にする生き方をしたい
わたしは20代の頃、とくに23歳で結婚してからは、自分の仕事を選ぶときには条件しか見ていませんでした。
(このサイト内では何度も書いているので、読んでくださっている方はくり返しになっちゃってごめんなさい!)
家事や育児をしたくて、夫の仕事の都合に合わせて自分の仕事を選んでいたので、やりたいとかやりたくないとか、仕事の内容は二の次だったのです。
それはもちろん、自分を大切にする生き方とは遠くて、自分自身も不幸だったし離婚に至ったことからも、やはり家族のことも不幸にしていたことが今はよくわかります。
あなたがもし、今自分を犠牲にして何かをしているとしたら、それはあなた自身が幸せではないだけではなくて、近い将来いろいろな大切なはずだったものを壊してしまう可能性が高いと気づいてください。
わたしは決して自分がそんな仕事を選んでしまったことや、離婚したことを後悔しているわけではありません。
不本意な仕事をしたからこそ、自分の価値について考えるようになったし、今こうして女性たちに伝えたいこともあるからです。
過去のわたしは、そのときのわたしなりに精一杯頑張ったりしていたのだろうし、そのときに持っている経験や知識で判断したのだから、それはそれでいいです。
でも、もっと早く自分を大切にする生き方について考えていたら、仕事面ではもっと早く何かしらの結果を出していたかもしれないな、仕事にやりがいをみつけて幸せになっていたかもしれないな、とは思います。
今のあなたが
やりたい仕事をしていなくて、
なりたい自分にもなれなくて、
なんだかもやもやした気持ちを抱えているとしたら、
それは自分の心の深いところ、
魂からのメッセージかもしれません。
もっと忙しくてもいいから
ほんとうに自分らしく輝ける仕事がしたい!
とか
今よりペースダウンして
自分なりのスピードできる仕事がしたい!
とか
今の収入では不満だから
もっと収入を増やしたい!
とか
収入なんてどうだっていいから
気の合う人たちといい仕事をしたい!
とか…
あなたが魂からのメッセージをキャッチして
自分を大切にする生き方ができるように
わたしもさらにますます
自分を大切にする生き方ができるように
このサイトが何かの役に立つことを
心から願っています。
読んでいただいてありがとうございました!!
また別の記事でお目にかかりましょう。