注意資源とは|脳の燃料が少なく騙されやすいわたしやあなたへ

こんにちは!

キャリアコンサルタントの金子めぐみです。

 

突然ですがわたしは

イカレポンチです。

可愛くいうと

おポンチです。

 

そして今回のテーマは

注意資源

です。

 

注意

資源

漢字をみただけで

意味のわかる言葉ですが

注意資源?

って思いますよね?

 

注意資源

心理学用語です。

 

誰もが生まれつき持っている

資源

ですが

持っている量

にはものすごく差があります。

 

そしてその意味を知り

わたしの長年の

イカレポンチにまつわる

が解けました。

 

さあそれでは注意資源の意味を知ってもうだまされない世界へまいりましょう!

 

1. 注意資源とは

1-1. 注意資源の意味

何かを考えるとき(注意を向けるとき)脳は燃料をつかいます。この燃料のことを心理学では「注意資源」と呼びます。

 

「注意」には人それぞれ

容量が決まっているそうで、

注意資源

が多いか少ないかによって

脳の余裕

が違うのだとか。

 

わたしはこの言葉を

知覚心理学者の妹尾武治先生の

「脳は、なぜあなたをだますのか」

という書籍で初めて知りました。

 

冒頭に書いた

わたしがイカレポンチ

な理由は

注意資源

が圧倒的に少ないから

だったのです ∑(*゚д゚艸)

 

このサイトの記事では長いあいだ

人の顔と名前を覚えられない

脳のキャパが少ない

脳の容量が少ない

記憶が苦手

方向音痴

イカレポンチ

おポンチ

といった言葉で

自分の低能ぶりを表現してきました。

こちらのブログサイトだけでなく、10年以上前から続けてきたライブドアブログでは「容量」についてこんなことを書いて(リンク)います。気になるくらいの低能なんです。

 

周囲の普通の人に比べて

どうしてこんなに

苦労をするんだろう

いつもうっすら感じていたので

どうにか表現したかったのです。

 

妹尾先生の説明で

ああそうかわたしは

脳の燃料が少ない

注意資源が少ないんだ

と理解しました。

腑に落ちたというか目からウロコが落ちたというか長年の謎が解けたというか、ひとことではいえない感動がありました。

 

さらにこの後の章で

ご紹介していきますが

わたしのだまされやすさ

注意資源が少ないせいだったんです。

オキシトシン濃度もだまされやすさに関係するよ

オキシトシンとは|増やす方法と幸福効果・ネガティブ作用

もっと知りたいなと思って

お世話になっている心理学用語サイト

心理学用語集サイコタム(リンク)

 

改訂・心理学用語集(リンク)

 

で調べましたが

「注意資源」

「Attention resource」

という用語はなかったので

 

新しい言葉なのかな?

ならメンタリストDaigoさんでしょうと

サイト内検索しましたが

やっぱりありませんでした。

 

ところが

研究論文などは多数みつかります。

 

あのデイブスペクター……

じゃない

プロスペクト理論

のダニエル・カーネマンさんらが

「リソース・モデル」

として発表した理論のようです。

 

プロスペクト理論についてはこちら

認知バイアスとは|無意識に起きる心の動きの例をご紹介!

1-2. 注意資源の個人差

注意資源の個人差はとてもとても、とても大きいとわたしは感じます。

 

前出の妹尾武治先生が

ご自身の書籍で語っている

エピソードをご紹介しますね。

 

東京大学へ入学した妹尾先生。

1年生のときのドイツ語の授業に

予習復習して毎回出席していた先生より、

ラクロスに夢中でほとんど勉強せず

授業にも出席していないクラスメイト

テストで楽々高得点を取っていることに

驚いたのだそうです。

 

先生ご自身も

東大に入っているから

「自分も注意資源は多い部類に入るかもしれない」

と断りながらも、

周囲の天才の注意資源の多さ

には感銘を受けたのだとか。

 

わたしは

東京大学って

そもそもポテンシャルの高い人

さらに弛まぬ努力を続け上で

試験問題や体調などの運が良かった

やっと合格できる

レベルだと思うんです。

 

そんな難関を突破して入学した

妹尾先生が

天才のすごさに驚愕

したなんて。

 

注意資源の量の個人差は

ものすごく大きいと思います。

 

わたしは小中学生だったとき

母親に愛されたい一心で

学校生活では授業に

リソースを使い切っていたので

友人の顔と名前がほとんど

覚えられませんでした。

 

息子は小中学生だったとき

ペン回しマジックスケボー

勉強以外のことに

リソースを使い切っていました。

下はこの程度のわたしたちから東大に入学できた人たちの中でもさらに上には上がいて……脳が持つ能力の差の大きさには驚くばかりです。

でも

注意資源が少ないと頭が悪くて損だよね (´゚ω゚`)

ということばかりじゃないので

わたしたちのお仲間のあなたも

どうか最後まで読んで

安心してくださいね^^

 

1-3. 注意資源の特徴

注意資源はタスクによって均等に消費するものではなく、同時に何かをすることでより消費されるもののようです。

 

たとえば

わたしのイカレポンチ脳

持っている注意資源を

100ポンチとします。

 

車の運転

60ポンチ

使っています。

 

同時にお仕事上の悩み

20ポンチ

使っています。

 

まだ

20ポンチ

余裕があるはずですよね?

 

でもわたしは

小学校からは学区で一番遠い家

帰る途中に

ウンコ漏らしそうになり

偶然通った母親の運転する車に

必死で手を振る

道端の息子が目に入らず

無視して走り去ってしまいます。

 

マルチタスクをこなすことで

余分なリソースを使ってしまい

80ポンチですむはずが

わたしの限界の

100ポンチを超えていたのです。

ウンコ漏らしそうでわたしの車に手を振った息子にまるで気づかなかったのはたとえ話ではなく我が家に語り継がれる実話です・笑

 

もうひとつ、消費する注意資源は減らすことができるという特徴があります。

 

反復練習することで

消費するポンチを

減らすことができるのは

あなたも経験があるので

イメージできるはずです。

最初は難しく感じたり時間がかかったりする作業もいつの間にか半分無意識のようにできることってありますよね。

 

先ほど運転していたわたしは

長いペーパードライバー歴があり

方向音痴という特性も持っていました。

 

だから運転に

60ポンチ

使っていたのですね。

 

今のわたしは

長距離運転もしょっちゅうなので

累計運転時間も長いです。

よく通る道なら

自宅近辺の道は覚えています。

さらに当時はもっていなかった

カーナビも後付けで持ってるので

知らない道なら案内してもらえます。

 

今のわたしなら運転には

40ポンチ

しか使わずにすむのです。

 

だから今のわたしなら

仕事上の悩み

20ポンチ

使いながら運転することで

運転40ポンチ

悩み20ポンチ

合計60ポンチ

マルチタスクによる消費

20ポンチだとしても

 

まだ20ポンチ余裕がありますから

「あら、どうしたの?」

と安全確認後ハザードを出して

車を停車することができ、

「母さん!ウンコ漏れる!」

という息子を車に乗せて

帰れるというわけです。

※注意資源の単位「ポンチ」は金子めぐみの造語でここでしか通じません。

残念ながら彼はもう小学生ではなくすっかり大人で家にいませんが・笑。

 

消費する注意資源を分配することができるようです。

注意散漫状態による注意資源再配分がもたらす行動特徴の変動(PDF・リンク)

 

注意資源の容量はこんなふうに測れるよという論文です。

注意容量の推定(PDF・リンク)

 

マルチタスクはタスクスイッチングという記事はこちら^^

タスクスイッチング|マルチタスクは幻想?安心して集中するよ!

 

2. 注意資源が少ないことのネガティブエフェクト

2-1. 二重課題が困難

注意資源が少ないと二重課題をこなすことが難しいです。

 

先ほど

運転しながら考え事して

持ってるポンチを

全部使っちゃったから

ウンコ漏らしそうな息子に

気づかず通り過ぎた

というわたしの経験をご紹介しました。

 

わたしがイカレポンチだから

たったの100ポンチしか

もっていなかっただけで

一般的な女性なら

180ポンチくらいはあって

たとえ運転に

60ポンチ使いながら

20ポンチ考え事して

マルチタスク分20ポンチ

余分に使っても

80ポンチの余裕

「帰宅途中の小学生がいるなぁ」

「あら?あれはうちの子だわ」

って気づけるんです。

たぶんウンコ漏らしそうで必死で手を振っていなくても、ただ歩いているだけの自分の子でもね。

 

一事が万事という言葉があります。

 

注意資源が少ないわたしは

気づくべきことに気づけないということです。

彼はわたしの子どもに生まれた遺伝で自分の注意資源が少ないことも気の毒ですし、こんなイカレポンチの親に育てられていろいろと大変だっただろうなあとごめんねと思います。

 

2-2. 脳のエネルギー切れが早い

注意資源が少ないと当然ですが脳のエネルギー切れが早いです。

 

脳がこういう仕組みだと

知るずうっと以前から

わたしは自主的に(本能?)

エネルギー切れを予防する方法

身につけていました。

 

ほかの記事でもよくご紹介してきましたが、

わたしは自分が着る服を

あれこれ悩んだことがありません

 

スティーブジョブズ、マークザッカーバーグ、オバマ元大統領なども同じです。

おばけのQちゃん、リラックマもです^^

その理由はこちらで(記事の途中にリンクしています)

 

服だけでなく

靴もカバンも

自営業をはじめて

お仕事にポンチを

使い切ってしまうようになってから

20年間ずっと同じデザインのものです。

 

べつに

ミニマリストになろう!!

と意識したわけではないし

モノが特別少ないわけではありませんが

しぜんとそうなっていました。

 

カバンのここに名刺入れ

ここに財布ここにハンカチ

って決まっていない

余分な脳のエネルギー使っちゃうから

壊れたりよれよれになったりしたら

同じメーカーの同じカバンを買いなおします。

 

ラッキー(犬さん)を飼ってからは

「散歩用カゴ」

があって犬の散歩に行くときに

何も考えずに着る服が入っています。

 

「この色だとラッキーの毛が付くと目立っちゃう」

「この組み合わせはヘン?」

などの思考は一切しません

 

ジーパン、Tシャツ、パーカー、フリースジャンパー、ジャンパー、マフラー

があり、寒ければどんどん重ねて着るだけです。

注意資源の量にすごく大きな個人差があると前述しましたが、毎日違う服を選んだり、さらにその服を買うときにも注意資源を使ったり、髪をセットしたりお化粧したり、普通の女性はいっぱい注意資源があるんだなあと改めて思います。

2-3. 脳が勝手に資源を節約する

注意資源が少ないと脳は頑張って消費リソースを減らすので、勝手に節約されて困ったことになることがあります。

 

いちばん困るのは

覚えていない

ことです。

 

人の顔と名前が覚えられないのも

そのひとつです。

 

40歳直前に地元の青年会議所

という団体に所属したときのこと。

 

県内のどこか遠いところで

なにかがあって(大会?)

ものすごくたくさんの人が

懇親会で名刺交換をしていました。

 

わたしも

渡されれば渡して

「はじめまして」をくり返していました。

 

なにしろ全員男性

全員スーツ着用ですから

わたしの注意資源の量では

見分けることをもう

脳が放棄してしまいます。

 

ある人と交換したあと

その隣の人を無視しては失礼か

「はじめまして、羽生の金子めぐみです」

と名刺を出したら

「さっき交換しましたよ」

引きつった笑顔でいわれました。

 

【2021年11月追記】

注意資源がものすごく多い、数学の天才といわれる人でもわたしのように「人の顔と名前が覚えられない」人がいることがわかりました^^(なんかちょっと嬉しい)

3歳で3桁の掛け算を暗算

4歳では誰かの年齢を聞くと

その人が何秒生きてきたかを即答できた

というポール・エルディシュさん

仲間との共同研究を好み

カバンひとつで世界を駆け回り、

各国の数学者たちを助けて

自腹で賞金を出すなど「ギバー(与える人)」として

有名でした。

あるとき、エルディシュは出会った数学者に住まいを聞いた。「バンクーバーです」との返事に「おお、それなら私の良き友人のエリオット・メンデルソンをご存じですか?」と尋ねると「私が、あなたの良き友人のエリオット・メンデルソンです」と相手が答えたという。

「残酷すぎる成功法則」エリック・バーカーより抜粋

エルディシュさんは「変人」としても有名で

1日16時間を大好きなこと(数学)に費やし

ほとんどほかのことはしなかったそうです。

超人的な量の論文を書いたり

ほかの数学者の進歩を喜んで励まし力を貸したり

そうしたことにすべてを捧げていたようです。

きっと、ものすごくたくさん注意資源があってもそれをすべて数学のために使ってしまうエルディシュさんだから結局、注意資源がとてもが少ないおポンチなわたしと同じ失敗をしちゃうということですね (*ノェ゚)b

風船業では広告代理店などの

イベントの一部を提供するお仕事があり

毎日毎週会うのではなく

久々にお目にかかる

ということがよくあります。

数年前に担当してくださった方

「はじめまして、バルーナッツの金子です」

と名刺を渡してしまったこともあります。

 

スーパーマーケットでは

子どもの友達のお母さんに

声をかけてもらう側です。

わたしはすれ違っても気づきません。

どうしてみんなスーパーとかでほかの人の顔見ることができるんだろう、わたしにとってスーパーマーケットは買うもののことで頭いっぱいの場所でほかのお客さんの顔なんて見たことないと思っていましたが、注意資源の量が違うからなんですね。

 

わたしの脳のせいなんです (ノД`ll)

という言い訳もできないまま

失礼な女

ということになってしまうのは悲しいことでした。

 

元夫やおつきあいした男性と

ケンカになったときにも

わたしにとっては

本当に覚えていないのですが

相手からは

「都合の悪いことは忘れたフリをする」

と思われてしまうようで

「どうせ覚えてないんでしょ?」

と先に言われる始末です。

知識を得た今なら「わたしには注意資源が少ないから」と理由を説明できるのにな!

 

2-4. 学校や一般的な職業に向いていない                                 

脳が勝手に忘れてしまうこともその理由のひとつですが、注意資源が少ない人は学校生活や大勢の人が働いているような一般的な仕事に向いていません

 

これは論文をみつけることができなかったので

わたしの経験からの推論ですが

リソースにもいろんな分野があるみたいで、

ひとつが切れちゃうと

もうそのことはできなくなります。

 

だからデスクワークのように

同じことを何時間も

座ったままですることは

わたしや息子にとってとても困難です。

 

自営業をしていて良かったと思うのは

もう仕事ができない (ノω=`) 

というとき

会社にお勤めしていたら

お茶やコーヒーを飲んでひと息つくとか

可能ならすこし外の空気を吸うとか

そういうリフレッシュしかできないけど

 

自宅が職場だから

パソコンの前を離れて

ハンバーグこねたり

お米研いだり

野菜切ったり

トイレ掃除したり

いろいろと

無駄にならない行動ができることです。

 

べつに家事じゃなくても

自営業者の仕事は

細分化されたタスクのひとつ

ではないので

パソコンの前はもう無理 (ノд-`)

とリソース切れが起きたら

「お客様にPRしようと思っていたダイレクトメールの宛名書きをする」

「急いでいて散らかしたままだった在庫置き場を整理する」

という

種類の違うタスクをこなすことで

無駄な時間を過ごすことがないのも

自営業でよかったと思います。

忙しい女性の時間管理のお話はこちら

自分時間の作り方|育児や家事に追われる女性の時間管理法

2-5. 「ホントは賢い」と誤解される

注意資源の少ない人も普通に(工夫して頑張って)日常を送っています合によっては学力(学歴)という意味で評価されている人もいるので、注意資源の多い人(賢い人)だと誤解されることがあると思います。

 

メンタリストDaigoさんの著書

「自分を操る超集中力」という書籍の冒頭で

Daigoさんは子どものころ

ADHD(注意欠陥・多動性障害)を疑われるほど

ひとつのことに集中できなかった

というエピソードを紹介しています。

 

たぶん注意資源の多めな賢い人なら

うそだろー。Daigoって東大目指してて慶応の理工学部卒だろ?キャラづくりっていうかストーリーづくりっていうか、こういうタレントってそういうことするんだよなー。

って思うんじゃないでしょうか。

 

でもわたしは

ああやっぱりそうなんだー ∑(゚д゚*)

って共感しました

彼のいうことは本当だと思います。

 

高校入学時にはビリに近かった成績を

トップ近くにしたというのも

「ビリギャル」みたいな話題性のためでしょ ┐(´д`)┌

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

でも本当に注意資源が少なくても

本気を出せば一時的にですが

ある程度の理解はできます

記憶もできます。

 

注意資源がとても少ないわたしに

そっくりの脳みそを

持って生まれたわたしの息子は

時期は中学生でしたが

まさにDaigoさん同様

小学生の算数からやり直してでも

行きたい高校のために猛勉強しました。

注意資源生まれつき持っているリソースなので、少ない人は小さなころから少ないわけでそれ以外の(注意資源の多い)感覚がわからないまま成長します。

小学生くらいで

あいつあったまいい~ (o゚3゚b)b

というように

注意資源の多い人のことを

頭のいい人

として認識します。

 

でも自分がその気に

ならない限りそのまま

生きていきます。

 

Daigoさんと一緒にするなんて

失礼な上におこがましいのですが

うちの息子も

授業参観で見る限り

黒板を見ずに窓の外を見て

鼻くそほじっているタイプでした。

 

Daigoさんはインタビュー記事で

小中学校といじめにあっていて

あるとき急に勉強を始め

成績をぐんぐんアップさせたとお話されています。

 

息子はいじめではありませんが

行きたい公立高校の偏差値が高かったことと

お勉強を教えてくれた当時高校生の

わたしの知人の息子さんが

賢くてカッコよかったことをきっかけに

猛勉強をはじめました。

 

注意資源が少ない人何をやっても全力を出してようやく人並みにできるという人生を長く経験しているので、多い人より「全力を出す」ことに慣れています。

興味のないことにはまるで集中できませんが、これという好きなものや目標が定まるとそれに対して自分のリソースをすべて使うという面では経験値が高いのだとわたしは思います。

経験則で人は行動するよというお話です

ヒューリスティックの意味とは|心理学?計算機科学?評価や調査に役立つ手法

わたし自身も注意資源が

とても少ないのですが

悲しい理由から小中学生までは

学業成績は悪くありませんでした。

 

きっと小中学生のころの

わたしを知っている人は

「そこそこできる人」

だと思っているはずです。

 

わたしの場合は

幼稚園の頃から

母親に愛されること

が人生の目標

兄が母親に与えることのできない

優等生の親というプライド

をわたしが満たすことが

自分が生きていく術だと

思い込んでいました。

 

子どもは経済力がないので

自分だけで生活するという

選択肢がない状態ですから

深層心理では

庇護されないと死に至る

という恐怖があったのだろうと思います。

 

学校の先生がなにか言っていれば

全身全霊で聴くという感じでした。

 

小学校で漢字を学ぶときも

注意資源が多い子なら

ちらりと黒板をみれば

なんとなく書けてしまうので

書き順がでたらめな賢い子は多かったです。

 

わたしは黒板に先生が書くのを

真剣に見ていましたから

漢字の書き順はわりと正確です。

 

リソースを全部使っているので

「授業に集中している」

と先生には思われるし

授業をそれだけ真剣に聴いていれば

注意資源が少なくても

中学生くらいまでは

そこそこの成績が取れます。

 

Daigoさんや息子のように

気が向いたら全力でやる

という感じではなく

なんたってわたしの場合

生きるために必死ですから・笑。

 

さすがに高校生の勉強は

リソースを全部使っても

どうにもならないことが増えたので

残念な結果になりました。

 

注意資源が少ない人も

やる気を出せばある程度は

学力を伸ばせるので

本来のポテンシャルが低いのに

誰かにそう説明しても

「うそだー!賢いじゃん」という

誤解を受けることがあるとわたしは思います。

 

3. 注意資源が少ないとだまされやすい

3-1. オレオレ詐欺(振り込め詐欺)

注意資源が少ないとだまされやすいのだそうです。

 

マルチタスクをこなすことを

心理学では

二重課題

といいます。

 

先ほど

注意資源が少ないと

二重課題をこなすことが困難

というお話をしました。

 

わたしが

運転しながら

考え事したら

リソース使い切っちゃって

こっちにむかって必死で手を振る

ウンコ漏れそうな我が子に

気づかない

というあれです。

 

オレオレ詐欺にひっかかるときは

二重課題を与えられている

のだそうです。

 

わたしの持っている

貴重な100ポンチ。

 

「おたくの息子さんが交通事故を起こしまして」

弁護士を名乗る男から電話がきます。

 

ええっ ∑(゚ロ゚」)」

息子は無事? (ノω=`)

 

これでもう80ポンチは使っちゃいます。

 

「今なら私が間に入ることで示談にできます。100万円今日中に用意してください」

 

ええっ ∑(゚ロ゚」)」

きょきょきょ、今日中に100万円? (ノω=`)

 

これだけで50ポンチ……

すでに30ポンチの不足。

思考停止。

息子を助けたい。

お金のことならあとからどうにでもなる。

「そんな大金家に置いてないですよね。一緒に消費者金融へ行きましょうか」

うん、めぐちゃんそうする (´ρ`)

弁護士さんと一緒にお金借りにいく (´=ω=`)

 

 

これが普通の女性だったら

持ってる注意資源は180ポンチ。

 

「おたくの息子さんが交通事故を起こしまして」

弁護士を名乗る男から電話がきます。

 

ええっ ∑(゚ロ゚」)」

息子は無事? (ノω=`)

 

ここでわたし同様80ポンチ使って

まだ余裕の100ポンチ。

 

どうして弁護士から電話が?

そもそもこの人ホントに弁護士?

 

思考する余裕があるんです。

 

「今なら私が間に入ることで示談にできます。100万円今日中に用意してください」

 

は~いはい、振り込め詐欺ね。

「息子と連絡取ってみるので、切りますね」

で、念のため息子に連絡して無事を確認

 

注意資源が少ない

ショックなことがあったら

たくさん使っちゃう。

 

そこへ二重課題

「お金の用意」「今日中に」

リソース使い切っちゃって思考停止 (´ρ`)

 

振り込め詐欺でだまされちゃうって

二重課題を出されて

注意資源を使い切ってしまい

混乱して思考停止

詐欺師のいいなり (´ρ`)

そういうことなんです。

 

【振り込め詐欺にだまされないために】

「自分はしっかりしているから大丈夫」という過信をせず「どの人の脳もだまされる可能性が高い」と認識しておくこと。

電話でも直接人に会ってもわけのわからないことを相手が言っていたら二重課題で脳が混乱する前に話を断ち切ってしまうこと。本当の事故や急病など大切なことなら他の方法で確認することができるはずです。

おポンチなわたしに言われたくもないでしょうが、だまされないでね!!!

 

前出の妹尾武治先生によると

マインドコントロールも同様

二重課題をしかけていき

注意資源を奪って

思考停止させることから

はじまるようです。

スリやマジシャンは注意をそらすことがお仕事のようです(9分弱のTEDトーク)

 

このTEDでは不思議なことが起こりまくりです。あなたは見破れてもわたしはまったくトリックがわからず、最後の1分は驚き過ぎて倒れるかと思いました。

 

3-2. 瞬時に仮定ができない

これはわたしの経験ですが、注意資源が少ないと瞬時に仮定ができないために人にだまされやすくなると思います。

 

先ほどの振り込め詐欺でも

弁護士を名乗る人から電話がきたとき

この人が弁護士じゃないとしたら?

という仮定ができれば

悪い人かもしれない ∑(*゚ω゚*)

気づくきっかけになるわけです。

 

わたしはその人が口にしたことは

全部本当であるという前提で話を聴きます。

 

なにしろリソースが

たいへんに少ないので

一生懸命集中して

人の話を聴くために

○○だったら?

というよけいなことを

思いつく余裕がありません。

 

3-3. 情報不足

注意資源が少ない人がだまされる要因として情報不足もあげられるとわたしは思います。

 

こんな悪い人がいるよ ∑(゚艸゚〃)

っていう事例を情報として得ていないので

そうした情報を得ている人より

だまされやすいのではないかと思います。

 

日ごろから

よけいな情報を得ないよう

わたしは無意識のうちに

気をつけているようです。

 

普通の女性がサクサクと扱っているSNSの類もわたしは手を出しません(というより能力不足で手を出せません)し、兄が夢中だったテレビゲームにも手を出さなかったのでたぶん子どものころから自分の脆弱性に気づいていたのだろうと思います。

息子も同様で「本気でゲームできるのは頭のいい人だよ」と言って自分はほとんど手を出しませんでした。

 

ただでさえ少ない

注意資源

よけいなことを考えるために

使っちゃったら

困ったことになるから

しぜんとそうなったという感じです。

 

兵庫県の野々村県議が会見で大泣き

って覚えていますか?

(もちろんわたしは名前を覚えていないので「県議大泣き」で検索したらすぐみつかりました・笑)

 

あのとき息子は高校生だったのですが

うちはふたりともテレビを

ほとんど見ないために

学校へ行ってみんなが

野々村県議の話題でもちきりだったのに

自分はまったくなんにも知らなくて

みんなが同じ情報を得ているという

そのことに驚いていました。

 

その頃スマホは普及していて

クラスのみんながlineをしていても

「なんか面倒くさい」といって

息子はしていなかったし、

高校生など若年層の

スマホ中毒が話題になるくらい

だったのに彼はよく

スマホを家に置きっぱなしでした。

 

彼もわたしと同じように

注意資源がものすごく少ない脳だから

きっと本能的に

情報を得ないようにしてるのかなぁと思っています。

 

4. 注意資源が少ないことのポジティブエフェクト

ここまでずうっと

注意資源が少ない

いかにデメリットが多いか、

人に対して失礼で

だまされやすくて

マインドコントロールされやすいという

注意資源少なくてがっかり (ノω=`)

というお話をしてきました。

 

ここから先は

ほんっとうに注意資源が少ない

わたしたちが感じている

注意資源少なくてよかったかも (p゚∀゚q)

という面をお伝えしたいと思います。

 

わたしみたいなあなたや

どうみても

注意資源が少なさそうな

彼氏や夫や子どものいるあなた

がっかりする必要はありませんよ~ ゚+(b゚ェ゚*)+゚

 

4-1. 人に信用してもらえる

注意資源が少ないと、人からの信用信頼を得やすいと思います。考えてみるとそれにはふたつの理由があります。

 

【集中して話を聴く】

同じ場面で注意資源が少ないポンチくん

注意資源の多いクレバーくん

経営者さんを相手に広告営業するとしましょう。

 

リソースが少ないポンチくんは理解力が低いので、相手が話しているときには真剣に耳を傾けざるを得ません。

二重課題の余裕はないので理解できないところは質問しますし、経営者さんの話にどんどん興味が出てくるのでますます聴く姿勢に徹することになります。

忙しい経営者さんの都合で時間切れになってしまったポンチくんは

「うかがったお話を元に提案書を作ってお持ちします」

とにっこり挨拶し経営者さんと次の約束をいただきました。

 

注意資源が多いクレバーくんは相手の話を聴きながら同時に、二重課題として自分の意見をまとめたり話の展開をどうもっていくか考えたりすることができます。

しかし経営者さんも相当な注意資源を持っています。

クレバーくんが考え事をしながら話を聴いていることくらいあまった注意資源で見破ってしまえるのです。

時間内にクロージングまでするつもりで時計をちらりと見たクレバーくん

「時間が気になるね。君も優秀な営業マンだから忙しいんだろう。この件はここまでで終わりにしよう。なにかあればこちらから連絡するよ」

経営者さんにさりげなく「もう来なくていい」と言われてしまいました。

 

注意資源が少ないポンチくんの方が

注意資源が多いクレバーくんよりも

注意資源が多い経営者さんからは信用されたという例でした。

 

【裏がない】

注意資源が少ないポンチくん

営業に活かせるという心理学テクニック

本で読めば理解はできます

 

でも実際にお客様の前にいくと

話に集中してしまうことに

リソースをほとんど使ってしまうので

テクニックなどを使う余裕はありません。

 

値段を訊かれれば馬鹿正直にズバリ答えますし

商品の良くない面も尋ねられたら正直に伝えます。

 

注意資源が少ないお客様を前に

裏のないストレートな話をする

ポンチくんは信用を得ることができます。

 

一方、注意資源が多いクレバーくん

「ここでフットインザドアだな」

「価格の面はこれをアンカーにしよう」

商談をしながら

様々なテクニックを仕掛けることが可能です。

クレバーくんの話

相手を混乱させるために

テクニックだらけなので難しく感じます。

「結局価格はいくらになるの?」

注意資源が少ないお客様は

自分がだまされそうな不安を感じ

イライラして怒りだします。

 

結局のところクレバーくんは

自分では賢いからうまくやれるつもりでいますが

注意資源が多い相手には見破られ

注意資源が少ない相手をイライラさせてしまい

どちらからも信頼を得ることができない

という結果になってしまいます。

 

4-2. マインドフルになりやすい

これは注意資源が少ないわたしの実感ですが注意資源が少ないことでマインドフルになりやすいです。

 

普通の人にはかる~くこなせることも

注意資源の少ないわたしには

真剣に集中しないとできません。

 

だから普通に生きているだけで

「生活瞑想」「動的瞑想」

といわれる状態になる時間が長いと思います。

 

心理学をお勉強するまでは

脳のキャパが少ない

覚えられない

ひとつのことを長く続けられない

などの

生きづらさばかり気になった

自分の脳みそですが

無意識に瞑想しているなんて悪くないじゃん (人゚∀゚*)

とマインドフルネスの記事を書いていて思いました。

マインドフルな状態マインドフルネスはこちら

マインドフルネスとは|心理療法として役立つ瞑想の効果と方法

 

そういえば子どものころからそうだったな、

と思いだしたことがあります。

 

普通の子なら

持っている注意資源の一部で

軽くこなすこと

息抜きのようなことでも

わたしはマインドフルでしていました。

 

わたしは小学校1年生のとき

将来の職業はピンクレディーの

ミーちゃんになると決めていました。

(ミーちゃんのようなアイドルではなく大人になったらミーちゃん本人になるつもりでした)

 

お隣の順子ちゃんは

ピンクレディーの

ケイちゃんになる予定だったので

ふたりでピンクレディーになる練習をしたあと

よく一緒に少女マンガを読みました。

 

順子ちゃんのお母さんは

優しくて面白くて

美味しいおやつも作ってくれるので

いつも順子ちゃんの家で遊びました。

 

マンガを読むわたしたちをみて

順子ちゃんのお母さんはよく

「めぐちゃんは集中力がすごいね、順子はすぐにお菓子食べたりジュース飲んだりするけどめぐちゃんは真剣に読むね」

とほめてくれました。

 

何度も言われたと覚えているので

きっとすごく集中していたのだろうと思います。

 

マンガのような軽い読み物でも

リソースが少ないわたしは

「お菓子を食べる」

という二重課題を避けて

読んでいたのだと思います。

 

大好きな父がALSという難病で

あまり長くない命だと知ったときに

家でも学校でも病院でも

小説の世界に入りこむことで

現実逃避できたのも

わたしの注意資源が少なかったため

それはとてもありがたいことだったと思います。

父の死にまつわる記事です

スピリチュアルペインとは|死にゆく人の心のケア・ALSだった父

 

まだ生活力のない子どもだったわたしにとって

自分を守る存在がいなくなり

どんなことをされるかわからない

恐怖しかない家族だけが残り

 

それでも相談できるような

信頼できる大人はいないから

(何度か行動しましたが大人には失望させられました)

普通の子どもみたいにふるまうしか

せめて母や兄のご機嫌を取って

生活基盤を失わないようにするしかない

 

そんな環境の自分の心を守ったのは

現実から目をそらすことのできる

小説の世界へ入りこむ集中力でした。

 

神様(的なもの)はちゃんと

わたしの注意資源を少なめにすることで

わたしを守ってくれていたと今なら思えます。

(当時は何度も神社に行って「神様のバカ!本当にいるならお父さんを助けて!」と言ったものですが・笑)

 

4-3. 現実世界で仕事がしやすい

注意資源が少ない人は現実の世界で自分が「向いている仕事」をみつけると結果が出やすいと思います。

 

わたしはそれを

「今のところは」

現実世界で仕事がしやすい

ということで

「近い将来には」

ネット上でも仕事がしやすくなると考えています。

(そうなることを望んでいます^^)

 

さきほど

営業マンのポンチくん

の例を出したように

現実世界に生きている人って

注意資源の量にかかわらず

とても情が深い人が多い

とわたしは思います。

人間の脳が共感力と愛情を示すという動画はこちら

動画は約3分です。あなたはどんなことを考えますか?

 

営業職のときも自営業者になってからも、

わたしのようなイカレポンチを相手に商談した際には

注意資源が多い人なら

「こいつ大丈夫か?なんとかしてやるか」

と思ってくれるし、

注意資源が少ない人なら

「こいつもバカ正直だなー、なんとかしてやるか」

と思ってくれることが多い(たぶん)

人には情がある

と、わたしは感じています。

 

今のところおそらく

ネット上での商売は

注意資源が多い人の方が

幅広い「注意資源の量」の人を惹きつけ

様々な心理テクニックを活用できる

能力の高さが販売力に

つながっていると思います。

 

ネットの世界なら

クレバーくんの方が

断然ポンチくんより稼げるはず。

 

でも人が人を信用する信頼する

そのための要因のようなものは

どの世界でも同じなんじゃないかなと

わたしは思います。

 

ネットの世界にいる時間が

長くなれば

どういう人どういう会社なら

信頼できるか

人は身につけていくと思います。

そういう時代はもうそこまで来ているよ^^わたしが持っている知識と情報を無料で提供しています^^(リンク)

 

4-4. 好きなことには努力できる

注意資源の少ない人の方が自分のほんとうに好きなものを本気で探すと思いますし、みつけた好きなことに対しては努力できると思います。

 

注意資源が少ないわたし自身も

息子もそうですが

興味のあることがあるとき

ほかのことに意識を向ける

リソースがないので

浮気しない気が散らない気が逸れない

ということだと思います。

 

大好きな風船が仕事になると知ったときから

寝ても覚めても

少ないリソースのすべてで

風船のことを考えていました。

 

斎藤一人さんの記事では

能力が低い人が一生懸命

自分の能力以上の畑を耕す

なぜかいいことが連続して起きる

ようになり

能力が高いからとサボっている人

なぜか不運に見舞われる

のだそうです。

「畑の話」をご紹介しました。

詳しくはこちらで^^

斎藤一人さん|面白くて「なぜか怪しい」不思議な大金持ち

 

注意資源が少ない人のことを

ひとりさんは

畑を耕す能力の低い人

と表現して

能力以上に頑張ると

なぜかいいことが起きる

と教えてくれていたんです。

 

風船のお仕事では

営業活動が実ったり

ご紹介いただいたりすることで

規模の大きなお仕事になったとき

この人数この時間で大丈夫だろうか?

ということはよくありましたが

自分の能力が低いことは

常に意識していた(せざるを得なかった)

ために、

準備に時間をかける

チェックリストをつくる

助けを求める

など自分にできる精いっぱい

どうにかしてきました。

一人さんがなぜかいいことが起きるといっていたように、そのときどきに有能なスタッフさんに恵まれ助けてくれる人に恵まれました。バルーナッツにかかわってくれた皆さま本当にありがとうございました。

 

ええとここから先、誤解のないようにうまくいえるかわかりませんがわたしの考えを精いっぱい伝えたいと思います。不愉快な気持ちになる方がいたら本当にごめんなさい。

 

注意資源が

東京大学並みに多ければ

(学力学歴という意味ではないです)

わたしのやり方とは

違うやり方で

風船業のお仕事をこなせると思います。

 

きっともっと利益も出るし

楽にこなせる方法があると思います。

 

注意資源が少ないわたしでも

大好きな仕事は努力できるので

どうにかやってきました。

 

たぶんいちばんそれができないのが

中くらいに注意資源のある人たち

一般的な仕事を

難なくこなせてしまう

人たちなのではないかと

わたしはうっすら感じています。

 

またポンチを単位に説明しますね^^

 

リソースが

100ポンチのわたし

普通の仕事ができないから

努力と集中でどうにかして

好きな仕事ができる。

 

リソースが

10万ポンチくらいの人

リソースの余裕で

仕事をデザインして

好きな仕事ができる。

しかも同時並行でいくつも。

(秋元康さんやホリエモンさん的な・笑)

 

リソースが

180~3万ポンチくらいの人

仕事ができちゃうから

確実に報酬を得ることができる

仕事を選ぶ。

選ぶときには

リソースギリギリの

できる限り

条件のいいところを選ぶから

その世界では自分が無能に思える。

だから不安になってしまい

好きな仕事ができない。

 

っていうことじゃないかと。

 

キャリアコンサルタントになって思うのは

どうしてそんなに能力があるのに好きな仕事へのはじめの一歩を踏み出さないんだろう?

どうして踏み出してもすぐに違うことに目が行ってしまったりするんだろう?

ということです。

 

ホリエモンさんだったかなー

与沢翼さんだったかなー

数年前に読んだ本で

小利口(こりこう)よりはバカがマシ

っていうようなことを言ってました。

どっちの人も好きじゃないのですが息子が買った本が置いてあるとブックオフに持って行く前に考えていることを知りたくてつい読んじゃいます^^

 

たぶんいちばん層が厚い

注意資源をそこそこ持っている人(小利口)

リソースに余裕があるから

自分のやりたい仕事に向かっていてもなお

「こっちの方が楽に儲かる?」

「やっぱ無理かも、また職探ししよう」

「よく考えたら割に合わないよね」

っていう思考をする余裕があるのかもしれません。

 

その立場になったことがない

(注意資源は生まれつきなのでずっと少ない)

から、これはわたしが

リソースの少ない立場の人からみて

なんとなく感じていること

失礼だったら本当にごめんなさい。

 

4-5. 幸福度が高い

注意資源が少ない人の方が幸福度は高いかもしれません。

 

ポジティブ心理学者マーティン・セリグマン博士は幸福には3つの要素があるといいます。

快楽 意味 没頭

この3つが揃うことで幸福を最大化できると説明しているのですね。

 

快楽一時的な幸福のことで、

たぶん(わたし解釈)日本では

誰もが同じように手に入れられると思います。

あ、でも快楽ってお金がかかることも多そうです。お金をかけられる人はたくさん楽しめるかもしれません。

 

意味はもっと長いスパンで捉えた

自分が生きる意味

自分の仕事が世界にどう貢献する

という人としての喜びだと思います。

これはお金にかかわらず

誰もが同じように手に入れられると思います。

 

そしてわたしたち

注意資源が少ない人にとって

この状態になりやすいのが

3つめの

没頭

です。

フロー

ゾーンに入る

という言葉を

あなたも知っているかもしれません。

 

心理学者のミハイ・チクセントミハイさんが

提唱した状態「フロー」とは

時間の感覚や自分の存在も忘れるほど何かに没頭する

ことです。

 

以前書いた記事

マインドフルネス

も同様かなと思います。

 

わたしのように注意資源が少ない人

リソースに余裕がないから

すぐに没頭します。

 

生きているだけで

マインドフルネス瞑想のひとつ

生活瞑想

をいつもしている感じです。

 

そしてそのフローの時間が長いほど

幸福度は高いというのです ゚+(b゚ェ゚*)+゚

 

注意資源が多ければ

妹尾先生の東京大学での体験のように

スポーツも楽しんで

授業にも出ずに

余裕で良い成績をとる

というように

すべての面で結果を出せると思います。

 

結果は出せるけれど

リソースに余裕がある人

フロー状態になるためには

ヨガや瞑想など

努力してそういう状態を

つくらなくちゃならないんじゃないかなと思います。

 

リソースが少ない人

なにをやってもフロー状態

やっとひとつのことができたときの喜び

 

リソースの多い人

楽々達成しちゃったときの喜びよりも

 

うんと大きいだろうなと想像します。

間もなくバレンタインデーなのですが、学生時代や若い頃にはお菓子を作ったのに今は面倒くさいと感じてやめてしまっている大人の女性は多いと思います。そういう女性はきっと注意資源が多くてお菓子作り程度では喜びがたいしたことないから脳から報酬としての快楽ホルモンが出ないのかなと思います。

わたしは簡単なお菓子でもフロー状態で作るので、毎回毎回、できあがるとすっごく嬉しくて充実感があります。何回つくっても「わあ、ちゃんとできた」って嬉しいのでお菓子作りをやめたことはありません^^

ホリエモンさんや

昔の与沢翼さんは(最近の本ではそうじゃなさそうでした)

フローの状態にならないから

幸福度が低く

幸福になるために

快楽

お金を注ぎこんでいたのかなぁ。

 

たとえばホリエモンさんなら

宇宙にかかわるというような

大きな事業を始めるのもきっと

意味

を大きくすることで

幸福になるためかも。

 

そういえば

わたしの身近な人で

航空とか宇宙とかに

興味がある人って

注意資源が多い人な感じがします。

リソースを難しいことに使えば

フローになりやすくなって

幸福になるから

リソースを使うために

難しいことが好きになるのかな。

 

アメリカでも日本でも

マインドフルネス

という言葉が知られていますね。

賢い人たちは幸福になるために

瞑想しているのかなぁ。

 

4-6. 決断力が高い

注意資源が少ないと決断力が高くなります。脳はどんなときでもエネルギーを節約したいみたいでわたしはあれこれ悩むということをほとんどしたことがありません。

 

即断即決 ∑d(゚∀゚d)

っていうと有能そうでカッコイイですよね。

あなたは迷っちゃうタイプ?

決断できない!決断力を鍛える「迷ったときどうする?」心理学

 

でもわたしの脳の中では

選択?

悩んでたら仕事できなくなっちゃう

なんかわかんないけどこっち (b゚ェ゚o)

というくらしか

リソースを使わずに決断している

だけなんです。

そうやって決断する脳の仕組みがわかったので記事にしました^^

二重過程理論とは|心理学のシステム1・2を具体例でわかりやすく

利点欠点はセットメニューだからね、決断力があるのはいいことかもしれないけどそれがだまされやすさにつながっているかもしれないです。

5. 注意資源は多くても少なくても大丈夫

注意資源についてお話しました。

あなたは注意資源多い?少ない?

 

今回の記事は

わたし自身は

注意資源がとても少ないので

少ないほうがいいこともあるし

少ないと幸福だよ ヽ(*゚∀゚*)ノ

みたいに

希望的な記事になっているかもしれません。

 

最近マインドフルネスについて

お勉強していたとき

家に帰ってきた息子に

わたしたちは低能だから

なにをやってもマインドフル

無意識に生活瞑想をしている

んだよ、良かったね~ (σ゚∀゚)σ

と教えたら

「いやそんなことよりせめて普通程度の脳みそが欲しかったよ」

と言われてしまいました。

 

彼の友人に

学歴としてではなく

脳として天才がいます。

 

そもそもの

注意資源が多くて

ポテンシャルが高いのに

彼はそのすべてを使って

フローになることができるようです。

 

だから一般的な24歳では考えられない

すごい結果がでているのだとか。

 

そんな人を見てたら

ちょこっとのリソースで

全力だしたところで

どうしようもないよ……

 

って息子が感じるのも

無理はないなぁと思います。

 

失礼ながらも

小利口に分類させていただいた

能力もあり

学歴もあるような

そういうあなたが

 

好きな仕事に対して

フローになれるくらい

持っているリソースを使えば

 

ぜったいにどう考えても

わたしよりうまくいくはずです。

 

同じ風船業を選んでいて

同じ時期に始めていたとして

ぜったいにわたしよりは

稼いでいるだろうし

規模を大きくしたり

自分は働かなくても

会社が回るようにして

自由時間とお金の両方を

手にすることも

できていたはずです。

 

もしかしたら

リソースを全部使う

結果がすごく大きく

今の自分の生活からは

考えられないくらい

大きくなっちゃうことが

 

経済面がすごく

豊かになっちゃうことが

本能でわかっていて

だからわたしより

注意資源の多い人

とくに女性はそれが

その考えられないほどの成功が

怖いのかもしれないなと思います。

 

それは無意識の領域かもしれませんがどうでしょうか、思いあたることはありますか?

 

わたしくらい

どうにか工夫してやっと

人並みに生きている程度の

注意資源の少なさだと

全力だしても

たかが知れてるというか

想像できる範囲だから

一生懸命頑張れるのかもしれないです。

 

豊かになって困ることなんてそんなにないと思います。っていうか、ひとつもないと思います。

 

余っちゃったら寄付したっていいし

子どもに残したっていいし

それでも怖いくらい稼げちゃったら

わたしがもらってあげますから・笑

 

どうか

そこそこ注意資源の多いあなたにも

全力だすことを怖がらずに

好きな仕事をはじめてみてほしいです。

そのために役立てばと思って一生懸命つくりました^^こちらでね!!(リンク)

 

わたし程度の注意資源しか

持っていない人が

会社員くらいは稼いでいたんだから

(今はコロナで風船業は赤字経営ですが)

わたしより

リソースがあるあなたが

一生懸命すれば

自営業会社経営って

今のあなたの収入よりかなり増えると思います。

 

斎藤一人さんが

能力のある人はさぼらないで持っている能力以上に頑張らなくちゃいけない

って言ってたのは

リソースに余裕がありすぎると

いい結果にならない

幸福にもなれない

ということだと思います。

 

自営業は

ストレスがないし

通勤しなくてもいいし

好きな仕事は楽しくて幸せです。

 

とんでもなく長い記事になってしまいました。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

 

ここまで読んでくださったあなたが

注意資源の多い少ないを気にせず

好きな仕事を

全力でやってみようかな

と思ってもらえる

記事になっていたら嬉しいです。

 

また別の記事でおめにかかりましょう。

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