こんにちは!
キャリアコンサルタントの金子めぐみです。
今回は
二重過程理論
についてのお話です。
心の働き方を
システム1
システム2
というキャラクターにわけて
それぞれの特徴を理解することで
たとえば
重要な意思決定
が必要な場面で
今自分はどういう仕組みで
どんなふうに考えているのかを
メタ認知できるようになって
冷静に判断を下せるようになります。
心理学者の山根一郎先生は
この二重過程モデルを越えて
システム0とシステム3
という概念を加えた理論で
わたしたちの脳(心?)の働きを
さらにわかりやすく説明されています。
システム1
と
システム2
の働きがわかると
いつも同じような決断ミスをしちゃう (ノд-`)
ということがなくなります。
わたしはまだメタ認知の練習中で
えらそうなことは言えませんが
練習しているだけでもすでに
システム1だけで生きていたときより
賢明な決断をしていると
自分でも思えます。
お仕事のことでいえば
なんど転職しても結局のところ満足できない… (ノД`ll)
というあなたはきっと
職種を変えるなどの工夫はしていても
いつも同じような脳の働きで
お仕事選びをしているのかもしれません。
さあそれでは二重過程理論を理解することでいつもの決断ミスを回避できる世界へまいりましょう!
もくじ
1. 二重過程理論とは
1-1. 【早い思考】と【遅い思考】
二重過程理論(Dual process theory)は【早い思考】といわれるシステム1と【遅い思考】といわれるシステム2にモデル化することで脳の働きをわかりやすくした理論です。
【システム1】【システム2】という名称を最初に提案したのは、認知心理学者のキース・スタノヴィッチさんと共同研究者のリチャード・ウェストさんです。
二人が2000年に発表した論文で【システム1】【システム2】という言葉で二重過程理論が説明され、2004年に『心は遺伝子の論理で決まるのか―二重過程モデルで見るヒトの合理性』という書籍にまとめています。
このお二人より前にも「人の思考には二種類ある」と心理学では論じられていて、様々な研究がされていたようです。
ざっくりと【システム1】【システム2】を把握しておきましょう。
【システム1】
脳の中心に近い大脳辺縁系という「古い(より本能に近い)脳」による思考です。
無意識に身体が動いているような日常生活ではほとんどシステム1で判断しているといえます。
経験則(ヒューリスティック)や好き嫌いなど、直感で判断する素早い思考です。
先入観などのバイアスが入りこみやすく、とくに確証バイアスやWYSIATI バイアスといった自分を過信する傾向があります。
WYSIATI バイアスについてはこちら^^
前回のテーマ「アポフェニア」でご紹介した「少数の法則」もシステム1のしわざです。
アポフェニアって?こちらです^^
システム1はスイッチを切ることができず自動運転している状態…ん?このサイトに遊びに来てくださっているあなたなら気づきましたね。
システム1はモンキーマインド(心猿)といわれることもある、「マインドワンダリング状態」つまり脳のデフォルト・モード・ネットワークが…
長くなっちゃう、知りたい方はこちらでね^^
【システム2】
脳の表面に近い大脳新皮質(とくに前頭葉)という「新しい(より理性的な)脳」による思考です。
システム1で考えたことを「それでいいのかな?」ってしっかり計算したりして検証するのがシステム2です。
クリティカルシンキングなど「合理的な視点」で考える、理性的な思考です。
クリティカルシンキングについては^^
思考や行動のコントロールという仕事をするのがシステム2ですが、彼はとてもエネルギーの消耗が激しいタイプなのでわたしたちが意識しないと働かない怠け者です。
あなたがお気に入りの公園をぶらぶらお散歩。
気持ち良く(笑)マインドワンダリング状態で歩いていると、いきなり空の方からイケメンボイスが降ってきます。
おいおまえ、46×3はいくつだ?
「え?誰?」と思いながらもあなたのシステム2は起動します。
よほど暗算が得意な人以外はこの計算しているときには立ち止まっちゃっているんです。
システム1ならぶらぶら散歩しながらでも働いてくれるけど
システム2を使うときは歩きながらじゃ無理なんですね。
システム2ってそれほどに脳のエネルギーを使っちゃうようです。
マルチタスクでよけいに使っちゃう、脳の燃料についてのお話はこちらで^^
わたしたちの日常生活ではやるべきことがたくさんあって、いちいち立ち止まっていられないからシステム2は普段は怠けているんですね。
1-2. 象と象使い?
ふたつのシステムの関係を、システム1が「象」でシステム2は「象使い」という表現でわかりやすくなるようです。
システム1(象)
を上手に教育したり
なだめたりするのが
システム2(象使い)
なんだけど
システム1(象)
が暴れ出したら
システム2(象使い)
はもう手を出せません。
ここで最近の、わたしの例を^^
わたしの生命保険の担当者さんが
「受けとれるお金がありますけど、どうしますか?」
と説明にきてくれました。
黒くてピッカピカの大きいBMWで
タイヤもホイールも大きくて
すっごくカッコイイ車でいらしたので
こんな感じ!!っていいたくて写真を拾ってきました^^
外国車ってタイヤとボディの隙間がなくてカッコイイなぁって
単純に「好き・嫌い」で判断するのは
わたしやあなたのシステム1です ヽ(゚∀゚)ノ
わたしは
かっちょいい~ (p゚∀゚q)
アメリカのデキるビジネスマ~ンって感じ~ ( ノ゚∀゚)ノ
毎朝この車に乗るときってどんないい気分? (σ´∀`)σ
とおおはしゃぎでした。
家の中に入ったら彼は
「あの車ディーゼルなんで、ガソリン代よりずっと安いんですよ。それにたまたま値引きが大きかったんで…」
と金額を教えてくれました(気取らず威張らずのすごくいい人なんです)。
毎月ガソリン車に乗った場合(外国車だとハイオクだから高いのね)と
軽油で走るディーゼル車に乗った場合
かかる費用の差額をざっくり計算して
けっこう乗るから差が大きいし
そのとき値引きも大きかったので決めた
というその話を聴いて
車を買うときに
燃料にかかる費用なんて考えるの?! ∑(゚д゚*)
とわたしはとても驚きました。
それでそのとき毎日読んでいた
ダニエル・カーネマンさんの
「ファスト&スロー」のおかげで
ソニー生命の彼は
システム2を使ったのね ∑(゚ロ゚」)」
と理解できました。
わたしなら
まず用途
そしてデザイン
そんでもってお値段
…以上。
システム2は登場せず。
で、車を購入します。
7、8年前になるのかな?あれ?10年くらい経つ?
今のカローラフィールダーを買ったときは
マツダのカペラ(ワゴン車)が20万キロを超えていて
このまま乗るのは危険と言われ
かなり焦って決めました。
仕事でも使うから
膨らませた風船が120個は乗ってほしい。
デザインはステーションワゴンが好き。
マツダのアテンザ(ワゴン)はかっちょいいけどお高かった。
似たようなデザインでいちばん安いのは?
カローラだね、じゃあそれで。
という感じ、すべてシステム1で決めました。
たしか当時
仕事でたくさん乗るなら燃費がどうとかで
ハイブリッド車を勧められた覚えがあります。
そのときのわたしは
そんなに高いんだったらかっちょいいマツダのが買えるじゃん!
だったら最初からマツダ車買ってるから щ(゚Д゚щ)
そもそも金持ってりゃメルセデスでもボルボでもいいんですけどね (#゚皿゚)
って思っただけ。
車を買ったあとにかかる
お金のことなんて
わたしはすこしも
考えたことがありませんでした (´ρ`)
ソニー生命の優秀なビジネスマンは
と大暴れしたシステム1で意思決定したわけじゃなくて
値引き額やその後の燃費など…カチカチカチカチ(脳内で計算する音)
と冷静に数字で比較検討するシステム2がちゃんと働いて
ナルホドふむふむ。国産車よりむしろお得なくらいだな (。・ω´・。)
って思って買ったんです。
すごいな。
そういうふうに考えられたら今ごろわたし…(遠い目)
人生すごく違っただろうな。
わたしのように
低能傾向の女の人に多いと思うのですが
数十円しか違わなくても
マヨネーズとかめんつゆの値段は
パッと
お安い!買いだね ∑(*゚ω゚*)
ってわかるのに
ちょっとの差で
年間数万円も違っちゃうのに
住宅ローンの金利
みたいな話になると
ぜんぜんわからんちん (´ρ`)
ってなっちゃう。
そもそも怠け者の象使い
なんですけれども
わたしやあなた(違ったらごめんなさい)の
象使いは役立たずというか
象にまかせっきりというか…
わたしはあなたよりも
きっと脳の燃料が
極端に少ない傾向に
あったからだと思うのですが、
しぜんと防衛している部分が
これまでの人生を振りかえるとたくさんありました。
こちらの記事に詳しく書いてあるよ^^
一時期ラジオでやたらと「過払い金」について法律関係事務所の広告が流れていました。
過払い金が100万円も戻ってきました~ ヽ(゚∀゚)ノ
なんて、システム2がまともに働く人ならきっと「どうしてそんなに無駄に支払って気づかないの?」って思うでしょ?
わたしは
へえ~、借金してたらわたしもそうなってたよなぁ (ノロ≦*)
って思います。
2. 二重過程理論 システム1
2-1. メンタル・ショットガン
システム2が意図的になにかを命じたとき、システム1は必要とすること以上のことをしてしまい、照準を定められないことがありそれをメンタル・ショットガンといいます。
※ショットガンは散弾銃のことで、小さな鉛の弾が広がることで獲物に命中する確率を上げるしくみの銃です。
システム1はわたしたちが
目を開けているだけでも大忙し。
膨大な情報を処理して
どうにかしているので
端折ったり推測したりグループ化したり…
いろんな工夫をしています。
だからシステム2が
これこれこういうことをやってね (b゚ェ゚o)
と言ったときシステム1は
あれ?あれ?
とうまくできずに
こんなかんじで当たる?
って散弾銃を売っちゃうのでしょうね。
あなたの持っている散弾銃を見せてあげましょう^^
書かれている「文字」ではなくて
「色」を答えてくださいね。
すらすら読めましたか?
あれ?あれ?ってなっちゃった?
こんなふうに
を
ストループ効果(Stroop effect)
といいます。
男性を青色・女性を赤色
で描くことの多い
お手洗いのマークでも
アイコンと色が逆になると
すぐに理解できなくて
あれ?ん?
ってなっちゃうという
あなたのメンタル・ショットガンを感じてください。
2-2. 連想マシン
システム1は連想することが得意です。得意というか自動的にそうしちゃうようです。
次のふたつの単語をながめてください。
これはわたしの趣味というわけではなく(笑)
「ファスト&スロー」の中で例にだされているものです。
まったく関連がない…ともいえない…バナナ&げろ(笑)
あなたの頭の中では
すでにいろんな連想をはじめていますね?
育児経験のある女性なら
子どもの嘔吐をイメージしたでしょうか。
風邪をひいて
食欲のない子どもに
バナナを食べさせたら
リヴァースしちゃった
みたいなことを
あなたのシステム1は
考えたかな?
さらにそこからまた
違う経験をひっぱりだしたり
バナナ関連のこと
げろ関連のこと
いろいろ自動的に
連想しちゃいましたね?
こんなふうにシステム1が
自動的に働いてしまうことで
起きるのが
プライミング効果
です。
ニューヨーク大学でおこなわれた
有名な実験があります。
学生たちに
単語のセットから短文をつくる
という作業をしてもらいました。
という感じで単語があって
それを並べ替えて
短文にするという
簡単な作業です。
被験者の半数の単語セットには
というような
高齢者をイメージする単語
を混ぜておきます。
作業を終えてから
廊下のつきあたりにある
別の教室に移動してもらいます。
このとき
彼らの歩く姿を観察すると
老人をイメージする単語
が混じっていたほうの学生たちは
そうでない学生たちよりも
歩き方がゆっくりになった
ことがわかりました。
このプライミング効果の実験はドイツで
逆パターンのものがおこなわれています。
実験の最初に、普通の歩くペースより
かなりゆっくりと歩いてもらいます。
その後単語を認識するテストをしてみると
といった
高齢者に関する単語を素早く認知する
ことがわかったのです。
どちらの場合も被験者に
高齢者のイメージを認識していた
という意識はありませんでした。
気づかないうちにそうなっていた
ということです。
ここでは書ききれませんが
プライミング効果は
ビジネスの世界で
たくさん利用されているので
興味のある方は検索してみてください。
認知バイアスもそうだったよね^^
成功法則などではよく
というようなことが言われますよね。
成功したければ成功者とつきあえ
みたいなことは
自己啓発頑張った
わたしやあなたは耳にタコかもしれません。
大学に行くなどして
ちゃんと学ぶこともせず
アルバイト程度の仕事しか経験がないのに
自分に非があると思いたくなくて
なにもかも嫌になって
離婚に至ってしまったという
くず人間だったわたしですが
起業後どうにかしなくちゃと
必死で努力していました。
日中はジタバタ
夜はおんおん(泣いてました・笑)
毎日が嵐のように過ぎていく中で
気づいたら
周囲の人たちは
いい人ばかりになっていたという
経験があります。
今まで出会ったことのないレベルの人
と出会ってそれに馴染んでいくことは
ある種のストレスなのですが
嫌な人に嫌なことされる
そういうストレスとはぜんぜん違って
わくわくする感じです。
それは今も続いていて
なにかに努力しつづけていると
ご縁が切れていく人たちと
新たに出会う人たちがいます。
波動が同じ人たちが引き寄せ合う
ということは
スピリチュアルの世界でよくいわれますね。
きっと無意識の領域で起きている
プライミング効果で
説明がつくことなんだろうなと
思います。
ジタバタでもみっともなくても
どうにかしようと頑張っていれば
それを助けてくれようとする人がいるし
そういう人はレベルが高いから
そういう人のなにかに刺激されて
同じような行動を自然と取っている…
その
影響を受けた行動
は成功者の行動パターンと似ている
ということなんだろうなと
システム1が勝手に働いて起きる
プライミング効果
を知ったわたしは思いました。
2-3. 認知バイアスとヒューリスティック
認知バイアスとヒューリスティックについてはこれまでにいくつも記事を書いてきましたが、これらもシステム1のしわざです。
ヒューリスティックについてはこちらで
恋愛の認知バイアスについて^^
1章でざっくり説明したように
システム1は経験則などから
直感(直観)ですぐに判断したがります。
そしてそれは
実際の確率や現実とは
違っていることも多くて
そうした傾向を
認知バイアス
として様々な種類の研究がされてきました。
わたしたちが生活しているのは
膨大な情報にあふれた世界で
自分に必要な情報を
素早く選び取って処理していく
ということが必要だから
システム1くん(でた擬人化・笑)も
いろいろと工夫しているんです。
3. 二重過程理論 システム2
3-1. タスク設定
「だったらこれをしなくちゃいけないね」ってタスク設定をするのはシステム2の働きです。
あなたのわがままな象(システム1)が
しあわせになりたいの (b*´3`*d)
とか言ってたら
象使い(システム2)が
だったらとりあえず貧乏は不幸要素が多そうだからちゃんとお仕事しようね (b゚ェ゚o)
とタスクを設定するから
あなたは毎日お仕事へ行くわけです。
このサイトで提供している
無料講座「神様からの宿題」
を制作した当時のわたしは
今のような心理学の知識はありませんでした。
でもあまりにも
スピリチュアル寄りになって
しあわせになりたいの (人゚∀゚*)
そうなった自分をイメージすればいいの ((*´∀`*))
嫌なことはしないの波動が下がっちゃうから ( *´艸`)
とかいって
スピリチュアルでなにかを引き寄せるための
練習というのかなにかしているだけで
現実的な行動をしていない女性が
多いように感じていたので
それじゃ引き寄せる前に人生終わっちゃうよ ∑(゚д゚;)
ということで
スピリチュアルと現実のバランスが大切だよ
という言い方をしてきました。
システム2くんがするのは
現実的なタスク設定だから
夢のように一瞬で
なにかを引き寄せて夢が叶うの d(゚ε゚*)
みたいなことを
理想だと思っている人にとっては
厳しいこと
に感じると思います。
でもそれをどうにか頑張って
やっていくうちに能力も
ちょっとずつ上がっていくことって
すごくしあわせだし楽しいことです。
能力がない人の方が頑張るとお得だと信じられる斎藤一人さんの「畑の話」をどうぞ(記事の途中にリンクしています)
3-2. 直観的予測の修正
システム1が「早い思考」で導き出した予測を修正するのはシステム2の働きです。
1章で
ソニー生命のデキる営業マンは
システム2を活用しまくり
わたしのようなおポンチは
大きな買い物まで
システム1にまかせっきり
という例を挙げました。
わたしは昔から
即断即決タイプ
で、悩むとか迷うとか
そういうことが
普通の女性よりは
うんと少なかったです。
その理由は
わたしのシステム2くんは
普通程度の怠け者ではなく
いいじゃんべつに、システム1できめちゃえば (σ゚∀゚)σ
という無責任男(なぜ男?笑)だから。
二重過程理論―進化的に新しいシステムは古いシステムからの出力 を修正しているのか?(リンク)
上記の論文では
システム2はシステム1の出力を修正している?
それとも合理化しているだけ?
ということについて書かれています。
結論は
そうです。
システム1の出力には
強い感情が伴っていることが多い
のですね。
口の中の唾液は飲みこめるけど
コップに溜めた唾液(なんかひえ~)は
飲みこめない
っていうのもシステム1くんが
なんかイヤだ~ (艸゚Д゚ll)
って思ってるからです。
システム2くんが
そうはいっても今出したばかりだしコップは清潔だし嫌がる意味なんかないじゃんか~ (゚Д゚)
っていくら理性的に考えても
修正はできないよね
というひとつの例が挙げられています。
4. 二重過程理論の先
4-1. システム0とシステム3
システム1とシステム2の二重過程理論にシステム0とシステム3を加えた心理学者の山根一郎先生の論文に出会いました。
このサイトでは
わかりやすく ヽ(*゚∀゚*)ノ
楽しんでね (ノ´∀`)ノ
を目標に記事を書いているので
論文に関してはリンクを張らせていただき
内容を説明してしまうこと
が多いのですが
この論文は
わかりやすく書かれていて
わたしやあなたにも(失礼だったらごめんなさい!)
そのまま理解できるので
ぜひ直接読んでみてください。
(お忙しい方は11ページから、わかりやすい図がある13ページまでがおすすめ^^)
システム0とシステム3~二重過程モデルを超えて~ 山根一郎(リンク)
わたしたちが生きているだけで
意識があってもなくても
働いているのが
システム0
です。
そして以前
このサイトでもご紹介した
メタ認知
マインドフルネス状態
になっているとき
マインドフルネスについてはこちら^^
ヴィッパサナー瞑想
をしているときなどに
近づくことができるのが
システム3
になります。
システム2より
ひとつ次元が高い
ということですね。
この論文があまりにも
わかりやすく書かれていたこと
に感激して
わたしはほかの論文も読んでみたいなぁと
心理学者山根一郎先生のお名前を
検索していて山根先生の
ブログにたどりつきました。
心理学のカテゴリーでは
システム0
について
椅子に座って居眠りをしたけれど、椅子から落ちる前にはっとして目が覚めた
という状態は、システム0による反射行動だ
と書かれていて
なるほどー!!
と思って、すぐにわたしは
電車で居眠りしてよだれをたらしそうになると目が覚める
ことを思い出しました。
椅子から落ちる
ことをシステム0が避けるのは
命を守るための
反射行動だと理解できるのですが
電車でよだれが垂れちゃう
ことは
そんなに危険じゃないし…
でもなぜかハッとして目が覚めるんです(わたしは・笑)。
おもわず直接
山根先生のブログに
コメントで質問したところ
とても丁寧な
お返事を頂戴して感激しました。
わたしが
人生最後の仕事を
キャリアコンサルタントにしました。
って書いたので
山根先生は
私の研究者人生最後の仕事は、科学的心理学とスピリチュアル系とを(科学側で)統合することにあるようです。
と書いてくださって
そこがまた
わたしもいつも
うすぼんやりと考えていたことだから
こうして
賢い研究者さんが
どんどん解明して
理解できるモデルを
つくっていってくださるんだなぁ
と胸が熱くなりました。
山根一郎先生
ありがとうございました。
5. 二重過程理論を知ることで
二重過程理論について
お話してまいりました。
なんどもこのサイトに
来てくださるあなたなら
わたしと同じスピードで
心理学を理解していると思います。
システム1くん
システム2くん
が
こんなふうに働いてくれてるんだねー ゚+(b゚ェ゚*)+゚
と理解することで
自分のお馬鹿さんな行動(意思決定)の
理由もわかるし
心理学について
いろいろ知っていくと
わたしのように
ほとんどは一般的な書籍程度で
たま~に論文を読む
という程度の勉強の仕方でも
自分の感情を
メタ認知(客観視)できるようになっていくし
起きた感情をどう扱うか
自分なりの方法を
みつけたりすることもできます。
このサイトで
心理学を学ぶ前の記事でも
いつもお話してきた
人の顔と名前を覚えられない
脳のキャパが少ない
脳の容量が少ない
記憶が苦手
方向音痴
イカレポンチ
おポンチ
といった
わたしの「生きづらさ」の原因も
目からうろこが落ちるみたいに
理解できたりもしました。
気づいたらいつの間にか
わたしはひどく落ち込んだり
人や出来事に対して
ネガティブな印象を持ったり
そういうことがほとんどなくなって
なんかしあわせ~ (´ー`)
と、いつも
うっすら幸せ ヽ(* ‘ー’)ノ
な気持ちで暮らせるようになりました。
このサイトにきて
あなたがわたしと一緒に
心理学を…
夫や恋人と仲良くする
とか
反抗する子どもをいい感じに育てる・笑
とか
こういう人には近づかない
とか……
いろいろと
実践して役立ててもらえたら
とても嬉しいです。
それは
あなたが記事を読む前より
ちょっとでも
幸せになることも
もちろんわたしは嬉しいし
わたしの宇宙貯金が貯まる
ことになるから
それも嬉しいんです。
まだまだ
利他の心 (-人-)ナームー
という境地には
ほど遠いわたしは
宇宙貯金を信じることで
今までずっと
頑張れました。
イケメンボイスの神様が
宿題として出してくれるから
よかったらお試しください。
(この下に案内があります^^)
長い記事を読んでいただきありがとうございます!!
また別の記事でお目にかかりましょう。